クルマは眺めていても、所有しているだけでも、あるいは所有してなくても次にどれを買おうかと考えているだけで楽しいものだけれど、やはり一番の楽しみは運転することにある。運転して圧倒的に楽しいクルマを選んだ。
「ポルシェよ、お前もか」と言いたくなるくらいハイテク武装とデジタル化が進む中にあって、いまだにアナログ味濃厚な911最後の砦。欲しい!
2位 ポルシェ 911ターボ/911ターボS/911 ターボ・カブリオレ/911ターボS カブリオレ
GT3とはひと味違った911のもう一つの頂点に君臨するクルマ。ハイテク武装もここまで突出した性能があれば、必要悪として許容せざるを得ない。
3位 ポルシェ 911カレラS/911 カレラ4S(タイプ992)
ハイテク武装とデジタル化が一気に進んだ感があるが、それでも運転してみると911ならではの楽しさは健在。「最新が最良」をまたしても更新。
4位 ポルシェ 911カレラ/911カレラT/911 カレラGTS
911はどれもとにかく運転が楽しいということが、この3台に乗るとよくわかる。それぞれ微妙に味付けが違うのに走りの哲学は一貫している。
5位 ポルシェ 911カレラ4/911 カレラ4GTS
後輪駆動とは微妙に違うハンドリングとなっており、どちらが好みかは人それぞれだと思う。雨でも雪でも毎日乗りたいならこちらを選ぶ価値は大。
6位 ポルシェ 911タルガ4/911 タルガ4S/911タルガ4GTS
なによりもスタイル優先で911を選ぶならこれしかない、というくらいにカッコイイ。風の巻き込みはかなり大きいが、カッコよさですべて許せる。
7位 ポルシェ 911カレラ・カブリオレ/911カレラ4 カブリオレ/911カレラGTS カブリオレ/911カレラ4GTSカブリオレ
スポーツカー中のスポーツカーとも言うべき911をあえてオープンで乗ろうという余裕が堪らなくゴージャス。これが似合う人になりたいものだ。
8位 BMW Z4
今年これまでに上陸した新型車の中でもっとも感心した一台。ルーフをリトラクタブルから幌に戻して、中味もピュア・スポーツカーに先祖返り。
9位 アルピーヌA110
ハイテク武装とデジタル化が当り前の時代にあって、これほどアナログな走る歓びを満喫させてくれるクルマが現れたことに素直に快哉を叫びたい。
10位 ポルシェ718 ケイマン/718ケイマンS/718 ケイマンGTS
4気筒ターボになって、ボクスターより値段が安くなったのは朗報。純粋に走りを追求しようと思ったら、クローズドの剛性の高さは武器になる。
11位 ポルシェ 718ボクスター/718ボクスターS/718 ボクスターGTS
4気筒ターボ化されたのは正直言って残念だけれど、それでもミドシップ・オープンの独特のスタイルと走りには他車では味わえない魅力がある。
12位 メルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴン(AMG C 43を含む、AMG C63 を除く)
我が愛車はセダンだけれど、マイチェンした新型に乗ってステーションワゴンがとても気になっている。ハンドリングが一気に向上したと思う。
13位 アウディA5スポーツバック(S5を含む、RS5を除く)
見て良し、運転して良し、使い勝手良しの3拍子揃った、いかにも都会派のアウディらしい隙のない1台。これだけであらゆる用途に対応できる。
14位 アルファ・ロメオ・ジュリア
運転好きならステアリングを握っているだけで思わず笑顔になってしまう、走る楽しさに溢れた1台。ちょっと古風なアナログ感がとても気持ちいい。
15位 マゼラーティ・グラントゥーリズモ/ グランカブリオ
今やフェラーリ自身も搭載していないマラネロ製自然吸気V8を味わえる超希少絶滅危惧種。恐らく今年で生産終了。買うならラスト・チャンスだ。
16位 フェラーリ・ポルトフィーノ
見ていてホレボレするくらいスタイル抜群で、しかもフェラーリとしては異例の運転のし易さ。さらに使い勝手もいい上に、なんとフェラーリ最安!
17位 ランボルギーニ・ウラカン/ ウラカン・エヴォ(ともにスパイダー含む)
とにかくスーパーカーが欲しいならアヴェンタドールをお薦めするが、走りも考えて選ぶならこれしかない。元祖、走りもスーパーなスーパーカー。
18位 マクラーレン 570S(570 スパイダー、570GT 、540C含む)
驚きの運転し易さと乗り心地の良さを持つ、スーパー・スポーツカーの鑑のようなクルマ。真面目につくり過ぎていて色気に欠けるのが唯一の欠点。
19位 マツダ・ロードスター(RF、NR-A含む)
日本人がつくってきたクルマの中で、世界に誇れる最高の1台がこれなのだと最近つくづく思う。ポルシェ911に並ぶ世界の定番スポーツカーだ。
20位 ボルボ V60(クロスカントリー含む)
スタイリッシュなことを除けばごくフツーのステーションワゴンなのに、運転してみるとスポーティな感覚に溢れていて楽しいことこの上ないのだ。
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