ボルボ・カー・ジャパンは、ボルボとしては初となる48Vハイブリッド・システム、“B5”を搭載したXC90とXC60を発売。ボルボは2025年までに販売台数の半数をEVに、残りをハイブリッドとする目標を掲げており、日本市場においてB5はプラグイン・ハイブリッドのT8に続く、電動化モデルの第2弾となる。
この“B5”は2ℓ4気筒ガソリン・ターボにISGM(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)を組み合わせたハイブリッドだが、エンジン自体も従来のボルボのガソリン・ターボ、T5のままではなく、シリンダー内の表面処理の改良によってフリクション低減を図るとともに、気筒休止システムを採用。さらに騒音レベルを抑えるために、エグゾースト・システムをはじめとする変更も行われているという。ISGMは回生ブレーキで得たエネルギーを48Vのリチウム・イオン・バッテリーに蓄えると同時に、その電力を利用してスターター・モーターに代わって始動や動力補助を行う。ガソリン・エンジンとモーターによるシステム出力は250ps。WLTCモード燃費はXC60が11.5km/リッター、XC90が10.9km /リッターである。
導入されるのはXC60がモメンタム(634万円)とインスクリプション(734万円)、XC90がモメンタム(824万円)と100台限定車のノルディック・エディション(879万円)の計4モデルで、いずれも8段ATと4輪駆動の組み合わせとなる。
文=上田純一郎(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年7・8月合併号)
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