現在ラインナップするエリーゼ、エキシージ、エヴォーラの生産を年内に終了すると発表したロータスが、エリーゼとエキシージのファイナル・エディションを設定。日本市場には、1機種のエリーゼと2機種のエキシージが導入される。
エリーゼは、243ps/244Nmを発生する1.8リッター直4スーパーチャージャーを積む「スポーツ240」。前身にあたるスポーツ220用より1本あたり0.5kg軽量な鍛造アルミホイールとヨコハマ・アドバンスポーツV105を履く。ボディ色には1996年に発表された最初の生産車に塗られたアズールブルーなど、歴代モデルに使われていた色が追加設定されている。0-100km/h加速は4.5秒。価格は777.7万円。
エキシージは、402ps/420Nmの「スポーツ390」と、426ps/427Nmの「スポーツ420」を設定。どちらもエンジンは3.5リッターV6スーパーチャージャーを搭載する。
スポーツ390は、ビルシュタイン製ダンパーとアイバッハ製スプリング、APレーシング製の前後4ポッド・キャリパーとクロス・ドリルド・ディスクを備えるブレーキ・システム、ミシュラン・パイロット・スポーツ4タイヤなどを装備。0-100km/h加速は3.8秒。価格は1177万円。
スポーツ420は、ナイトロン製3ウェイ・ダンパーとスプリング、アイバッハ製の調整式スタビライザーを装備し、リア・サスペンションはアルミ鍛造ダブル・ウィッシュボーンを採用。また、ブレーキ・システムはAPレーシング製で、前後4ポッド・キャリパーとダストが溜まりにくいJフック加工ディスクを組み合わせている。0-100km/h加速は3.4秒。価格は1397万円。390.420ともボディ・カラーには2000年の最初の広報車両に用いられたメタリック・オレンジなどが用意される。
エリーゼ、エキシージともファイナルエディション用の外装デカールと室内のビルド・プレートを装着。メーター・パネルはTFT液晶のデジタル表示を新たに採用し、乗降性を改善するフラットボトム・タイプのレザーとアルカンタラで覆われたステアリング・ホイールや新しいシート・トリムとステッチ・パターンも専用装備として備わる。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
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