2021.09.23

CARS

ミニのミニバンがやってくる? ミニが未来の都市型モビリティを提案【ミュンヘン・ショー2021】

ミニはミュンヘン・モーターショーに「ヴィジョン・アーバノート」を出展した。2020年11月にオンラインで公開され、2021年7月に同じくミュンヘンで開催された先進技術の見本市、「DLDサマー」で実車が初めて展示されたMPV(多目的車)、すなわちミニバン的なコンセプト・モデルだ。

未来のミニ

アーバンと「航行者」を示すサフィックスの「ノート」を組み合わせた車名通り、未来の都市型モビリティを提案するモデル。ミニらしいスペースの賢い使い方、移り行く都市やライフスタイルに求められるもの、サステナブルなマテリアルを1台に詰め込んだ電気自動車だ。





宿泊もできる動くサンルーム

全長は4460mmで、占有面積はさほど大きくないが、高い車高によって大きな空間を生み出したのが「スペースの賢い使い方」だとミニでは説明している。狭い空間でも乗降しやすいスライド・ドアは過密な市街地での利便性を高めるだろう。

ステアリングは格納式で、ダッシュボードは下降させて天面をソファのように使うことができる。後席もベッドとしても使える平板なベンチ・タイプで、停車中はフロント・ウインドウを跳ね上げることができ、さながら移動式のサンルームといった趣き。グランピングにも使えそうで、この辺りが新しいライフスタイルなるものを想定した設えなのだろう。





はたして、これはミニなのか

サステナブルに関しても十分は配慮が行われている。フロアやステアリング・ホイールなどにコルク、シートなどにリサイクル繊維といった素材を用い、レザーやクロームを一切使用していない。

アーバノートは未来の都市型モビリティとして魅力的なクルマだ。ただ、ミニがラインナップにミニバンを加えようと本気で考えているのかは定かでないが、それがこのアーバノートのようなものになるのだとしたら、それをこれまで我々が慣れ親しんだミニと同一視できるだろうか。ある意味これは、クルマを取り巻く状況の変化を象徴するコンセプト・カーなのかもしれない。





文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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