2023.02.09

CARS

これが超高速超豪華サルーンの頂点!? しかもリッター12kmも走る!! ポルシェのエクスクルーシブなパナメーラ4Eハイブリッドに試乗!

ポルシェ・パナメーラ4Eハイブリッド・プラチナム・エディション

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雑誌『エンジン』のアーカイブ、2022年9・10月合併号に掲載されたポルシェの記事を4回にわたって紹介するシリーズ。1回目はポルシェ911カレラ4GTSとカレラ・カブリオレ、2回目は、718ケイマンGTS 4.0と718ボクスターTの比較試乗、3回目はSUVのカイエン・ターボGTを取り上げたが、4回目の最後に登場するのはプラグイン・ハイブリッドのパナメーラ。しかも豪華装備のプラチナ・エディションだ。モータージャーナリストの島下泰久氏と藤原よしお氏、そしてエンジン編集長の村上と編集部員の荒井の4名が試乗して、座談会を行なった! ◆ポルシェ911カレラ4GTSとカレラ・カブリオレの第1回から読む場合はコチラから!

超高級4ドア・サルーンの新境地

村上 最後はパナメーラ4Eハイブリッド・プラチナム・エディション。

荒井 2.9リッターV6ツインターボのハイブリッドで、システム出力は462馬力! 試乗車は21インチ・ホイールなどを装備した特別仕様です。

室内の意匠はスポーティな仕立てでアナログ時計は標準装備。

村上 カイエン・ターボGTって車両本体で2851万円、オプション込みだと3000万円って今回の最高額車だったけど、一方、パナメーラ4 Eハイブリッドが1739万円、オプション込みでも2000万円以下って、なんかすごく安く感じる。僕はこれ、すごく気に入った。

荒井 というと?

村上 パナメーラってちょっと中途半端なイメージもあったけど、メルセデス・ベンツSクラスとは別の、超高級4ドア・サルーンの新境地を完全にモノにしたって気がしたな。

藤原 山道だって結構快活に走りますよね。この図体でも。

島下 今回スポーツカーばかりの中でも同じペースで走れる。考えてみたらすごいことですよね。

藤原 デカい4ドアの重いハイブリッドなのに。

島下 カイエン・ターボGTは明らかに「やりまっせ!」ってモデルだけど、パナメーラはそういう風には見えないモデルなのに、同じようにコーナーに入っていけたでしょ。それだけでやっぱりポルシェなんですよ。

村上 それでいて乗り心地がいいし、4ドアで使い勝手もいいし。大人が4人乗って長距離移動しても全然疲れないし。他に何を望むのって。

藤原 しかもリッター12km走る。カイエンは6.5km/リッターだった。

村上 まじか!

藤原 しっかりハイブリッドが活きてるって思いましたよ。あまりハイブリッドを意識させないけど。

村上 やはり高速超豪華サルーンの1つの形を築いたと思いますよ。



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