2023.06.12

CARS

ハブベアリングは分解寸前か? エンジン編集部の小カングー、退院はまだ先になりそうです!【エンジン編集部の長期リポート37号車:ルノー・カングー(2007年型)#6】

エンジン編集部の長期リポート37号車のルノー・カングー

全ての画像を見る
エンジン編集部の長期リポート、37号車のルノー・カングーの連載。今回はフランス車を得意とする原工房に修理のために入庫した話の続報をお送りする。修理に入ったはいいが、どうやら難航しているようで、心配になって見に行ってきました。

退院はまだ先になりそうです!


先月のリポートで入院したことを報告した37号車のルノー・カングーだが、1カ月経ったいまも退院できず、そのまま入院先の原工房で治療が続いている。

『エンジン』の公式Twitterでトラブル修理のために入庫したことを報告すると、カングーのオーナー、特にフェイズ2を含む初代に乗っている人から多くの反応があった。その様子からも、導入から10年以上経ち、そろそろ維持にそれなりの労力がかかるようになっていることが、ひしひしと伝わってきた。

実は原工房でチェックを受けた編集部のカングーも、いろんなところに大小様々な問題を抱えていることがわかった。詳しい報告はあらためてページを取ってリポートするが、入庫時の初見で懸念されたタイロッドとハブベアリングは、左右とも交換。ハブベアリングは、ベアリングの玉を押さえているリングに亀裂が入り、実は危険な状態だったこともわかった。



また、タイロッドの方も、ボールジョイントにガタが出ており、操舵の感触、正確性が悪くなっていた。一方、警告灯が点灯したATは、ソレノイドバルブを交換して解決したというのでこちらは一安心。しかし、問題はまだまだあって、退院は先延ばしになっている。37号車よ、頑張れー!

文=塩澤則浩(ENGINE編集部)

■37号車 ルノー・カングー
RENAULT KANGOO
新車価格 214万円
導入時期 2007年8月
走行距離 12万5981km

(ENGINE2023年6月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement