2023.11.08

CARS

残念ながらトップチェッカーならずも「新車の開発は順調!」 アルピーヌA470が最後の富士に挑む!!

2024年からLMDhマシンでWECのトップ・カテゴリーにチャレンジするアルピーヌも富士スピードウェイでの第6戦に参戦すべく来日。LMP2クラスでの日本最後のレースに挑んだ。

ニューマシンのテスト


ル・マン24時間レース同様、35、36号車の2台のマシンで6時間のレースを戦ったが、結果は36号車がクラス5位、35号車がクラス11位。残念ながら、最後の日本でもトップ・チェッカーとはならず、ル・マンの雪辱を果たすことはできなかった。



一方、朗報もある。いよいよ来シーズン用のニューマシン、A424の実車テストが始まったのだ。8月に各機能が正常に働くかを確認するシェイクダウンが行われ、さらにWEC後の10月にはスペインのアラゴンで耐久テストや空力の調整といった開発テストが2日間に亘って実施され、大きな問題なく1500kmを走り切ったという。

LMP2同様にLMDhでもレース運営を行うシグナテックの関係者やテストを担当したドライバーによると8月のテストはとても順調だったという。来年の意気込みについては、そう簡単にはいかないだろうと前置きしながらも、新カテゴリーになって2年しか経っていないので経験差は少ないはずだから、強豪に対して十分に戦えるはすだという答えが返ってきた。これはけっこう期待できるかも。ああ、来年もル・マンに行きたい。

文=新井一樹(ENGINE編集部)

(ENGINE2023年12月号)

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