2024.05.15

CARS

滑らかな乗り心地に感動! メルセデスの新作ミドルサイズ・クーペ、CLEに試乗 エレガントな走りに惚れた!

メルセデス・ベンツ CLE 200 クーペ・スポーツ(ISG搭載モデル)

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メルセデス伝統のロングノーズ、ショートデッキのデザインを踏襲した今やメルセデス・ベンツ唯一となる2ドア・クーペ「CLE」が日本上陸。六本木を拠点に開かれた試乗会で、その走りを堪能した。


プロポーションが美しい!

メルセデス・ベンツ日本が3月に新作2ドア・クーペ「CLE」の導入を発表してから3週間。早くも公道で試乗できる機会がやってきた。

CLEクーペのボディ・サイズは4850×1860×1420mm。これは、先代型Eクラス・クーペと比べると5mm長く、10mm高いだけで、車幅は同じだ。そのEクラス・クーペより10mm短い2865mmのホイールベースは、現行型Cクラスと同一である。CクラスやEクラスに2ドア・クーペ・モデルが設定されていない今、CLEは実質的に、これらの立ち位置を担うのだという。

試乗車はレザー・エクスクルーシブ・パッケージ(90万円)のほか、可変ダンパーや四輪操舵、20インチ・ホイールなどがセットのドライバーズ・パッケージ(40万円)のオプションなどを装備。

ラインナップは、現時点では1グレードのみ。導入されたのはCLE200クーペ・スポーツで、2リッター直列4気筒+48Vマイルドハイブリッド・システムのISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と9段ATを搭載するFRだ。

先に一通りの説明を聞いてから、試乗車と対面。真っ先に、鮮やかなブルーを纏った試乗車の、ボディ・ラインの流麗さに目が留まった。上写真を見ると分かる通り、前後の車軸が車体の前に寄っていて、リア・オーバーハングが長い。ボンネットも長く、テール・エンドにかけてルーフ・ラインが緩やかに流れている。デザインの重心がやや後ろ寄りに見えるこのプロポーションが、どこか古典的な雰囲気も感じられて美しい。私の好みにもドンピシャだった。



いざ運転席へ。インテリアの基本的なデザインは、外観のフロント周りと同様にCクラスに準じている。特徴的なのは、CLEのために新たに開発したというスポーティなデザインのフロント・シート。座面の長さがしっかり確保され、肩甲骨が当たる部分は少し張り出しているから、リラックスしながらも適切な運転姿勢が取れるようになっているのだ。


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