2021.06.18

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オーデマ ピゲ/進化版「ロイヤル オーク」に大注目!

AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)/CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ
新作クロノグラフはゴールドとブラックセラミックによるバイカラー。写真のモデルはベゼルとラグ、ケースバックがホワイトゴールドで、8角形のミド ルケースがブラックセラミック。両素材を一致させる厳密な加工技術が比類ない。ヘアライン模様のスモークグレーのダイアルやラバーストラップもスポーティな感覚を強調する。自動巻きフライバッククロノグラフ、70時間パワーリザーブ。ケース直径41mm、3気圧防水。495万円。


ホワイトゴールドとブラックセラミックのコントラストが、独自のケース構造 をより立体的に見える効果をもたらしている。

AUDEMARS PIGUET 新作速報

最近若い世代の間でも人気上昇中のスイス高級時計ブランドがオーデマ ピゲだ。伝統と格式を誇る老舗ながら、「ロイヤル オーク」や「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」のように、斬新かつ大胆なデザインへの挑戦によって常に鮮度を保持しているところが人気の秘密に違いない。今年はその傾向がデザインのリフレッシュやムーブメントのアップデートを図った「ロイヤル オーク」の進化版ダイバーズウォッチやクロノグラフに顕著に見て取れる。どれもカラーダイアルを効果的に用いてスポーティエレガンスに若々しい感覚をブレンドしたところが秀逸だ。


AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)/ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ 2019年に「CODE 11.59」に搭載されたフライバック機能と約70時間パワーリザーブが備わる自動巻き一体型クロノグラフムーブメント、キャリバー4401が「ロイヤル オーク」に初登場。多彩なカラーダイアルも新たな魅力を放つ。直径43mm、10気圧防水。上と下右/ステンレススティールケース×セラミックベゼル予価412万5000円、下左/チタン予価396万円。9月発売予定。





AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)/ロイヤル オーク クロノグラフ
「オフショア クロノグラフ」と同じく自動巻き一体型クロノグラフムーブメント4401を新たに搭載してアップデートした進化バージョン。またムーブメントを見せるために「ロイヤル オーク クロノグラフ」では今回初めてサファイアケースバックも採用するなど見どころ豊富。ピンクゴールド、ケース直径41mm、5気圧防水。予価726万円。




AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)/ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン
今年は「ロイヤル オーク」のいくつかのモデルにグリーンダイアルを採用。新たにコレクションに加わった3種類の自動巻きフライングトゥールビヨンもすべてグリーンダイアルだ。そのみずみずしいカラーがエヴォルティグタペストリー模様のダイアルを引き立てる。チタン、ケース直径41mm、5気圧防水。世界限定50本。価格要問い合わせ。


時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!

デザインに加え、今年注目したのは進化に向けた周到なプロジェクト。最新コレクションに位置づけられる「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」への搭載に向けて開発された自動巻きクロノグラフムーブメントが今回初めて「ロイヤル オーク」に搭載され、まったく違うように思われたファミリー同士がめでたく親戚になった。これってある意味朗報でしょう。

ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!

ダイバーズやクロノグラフの力作揃いの今年。中でも気になるのは、新しいムーブメントを搭載し、インデックスがバーからボックスに変更されるなどよりスポーティさとラグジュアリーさが増した「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」だ。特にカーキダイアルのモデルはインデックスや針のゴールドがアクセントになっていてカッコ良すぎる!


文=菅原 茂/前田清輝(ENGINE編集部)
(ENGINE 2021年6月号)

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