2022.08.13

CARS

300台限定のマットカラーを持つ特別なメルセデスGクラス、「マグノヒーローエディション」登場

1979年のデビュー以来、40年以上の長い歴史を持つメルセデス・ベンツの正統派SUVであるGクラスに特別仕様車、「AMG・G63マグノヒーローエディション」が発売された。新色であるマット仕上げのボディ・カラーに、ブラックのアクセントが施されている。

個性的な3色のマットカラー

AMGモデルのG63をベースにした今回の特別仕様車における最大の特徴は新規設定されたマット・ペイントで、グリーンヘルマグノ、マグノオパリスホワイト、マグノコッパーオレンジの3色が用意される。いずれのカラーも前後バンパーとホイールアーチ、ルーフはマグノナイトブラックと呼ばれるマットカラーのブラックとなる。



インテリアはブラックで統一

さらに、マグノナイトブラックの前後スカート、ドア・ミラー、スペアホイール・カバーリングと、ブラックスモーク仕立ての前後ライトとウインカーを組み合わせた「AMGナイトパッケージ・マグノ」、前後のスリーポインテッドスターをはじめエンブレムがブラックとなる「AMGナイトパッケージII」、マットブラック塗装の22インチAMGクロススポーク・ホイールなどが装備される。

インテリアは「AMGカーボンファイバートリム」と、カーボンとマイクロファイバー素材を用いた「AMGパフォーマンス・ステアリング」を装着。ナッパレザー張りのダイヤモンドステッチ・シートとダッシュボード、リラクゼーション機能とシートベンチレーターなどがセットになった「Gマヌファクトゥーア・プログラム・プラス」も採用されている。



グリーンが最も稀少

販売台数は3色合わせて300台で、内訳はグリーンヘルが50台、マグノコッパーオレンジが100台、マグノオパリスホワイトが150台。マグノオパリスホワイトのみ左右ハンドル仕様(75台ずつ)が用意されるが、ほかの2色は左ハンドルのみとなる。

585ps/850Nmの4.0リッターV8直噴ツインターボをはじめ、強化ブレーキや専用サスペンションなど、中身はベース・モデルのAMG・G63と変わらない。

価格は2860万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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