2022.12.03

CARS

「絹のように滑らかなエンジンは一度乗ると忘れられない! by 日下部保雄」自動車評論家42人が選んだ「いま買っておきたいクルマ」2022年の総合第6位は、あのドイツ製サルーン!

滑らかなエンジン、ビロードのような乗り心地!

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雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」。大激変期のいま、僕たちクルマ好きの欲望を一番刺激するクルマはいったい何か? 42名のホット100選考委員のジャーナリストと編集部員のそれぞれが、2022年の今だからこそ買いたいと考える20台に20(1位)〜1(20位)のポイントをつけて投票し、新車で買える熱々の100台を選んだ。2022年版のホット100に選ばれた注目の上位20台をカウントダウン形式で発表する。第6位に選ばれたのは?

4ドア・モデルでは1位というBMWアルピナD3S/B3が、第6位にランクイン!

アルピナ社のクルマ創りの哲学についてわかる人は少ないかもしれないが、一度アルピナ車に乗るとエンジンとサスペンションの桁違いの上質さに魅了される人がほとんどだ。



これは少量生産だからできることで、例えばアルピナ・ホイール、アルピナ指定のピレリ・タイヤなど厳選されたパーツを採用し、焦点を絞った1つのスペックで組み立てることで実現している。これまで年間生産台数1700台程度だったのに2021年は2000台を超え、新記録を作った。アルピナ車を理解する人が増えているのだ。

今回のHOT100ではトップ6だったが、4ドアではアルピナが最上位になったので、1位に推した筆者としてはまあ満足している。

B3の巡航最高速度は300km/h超え、ディーゼルのD3Sも270km/hを超える性能を持ちながらも、市街地でも高速道路でもワインディングでも魔法の絨毯に乗ったような快適な乗り心地を味わえる。

日本ではこのスピードは現実的ではないが、その余裕が“ロングランでも疲れ知らず”を生んでいるのだから決して無駄ではないと思う。



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