2022.12.03

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世界限定250本の「タグ・ホイヤー」新作は、あのポルシェの名車とのコラボモデル、その名も「カレラ × ポルシェ RS 2.7」【時計選びの新基準:自分だけのマスターピースを探せ!】

時計選びの基準が新たな局面に入ってきた。

これまでは使用するシーンを意識したルール的なものが存在したが、今は自身の”個性”や時計の持つ”物語”をより重視するように。性別やスタイルを超えたデザインやサイズ、また、環境に配慮した素材や従来の常識を覆す性能、異ジャンルとのコラボレーションなど、新たな取り組みが増えてきている。

そんな”これから”の時計選びの楽しみ方を「ネオ・ヴィンテージ」「モアバリュー」という要素に注目し、「タグ・ホイヤー」渾身のモデルの魅力を通して紹介する。

ケースサイドと文字盤の「Carrera」フォントに感涙

”時計とクルマ”という異なる業界ながら、ともに長らくモータースポーツシーンで活躍してきたタグ・ホイヤーとポルシェ。2021年にグローバルなパートナーシップを結んだ両者の共同デザイン第4弾は、「ポルシェ911 カレラ RS 2.7」の誕生50周年を祝した特別限定モデルだ。

1972年のパリモーターショーで初公開され、”ナナサン・カレラ”の愛称で親しまれている名車「ポルシェ911 カレラ RS 2.7」。その象徴的なボディカラーのひとつ”ホワイト×レッド”を18Kローズゴールドケースに合わせたネオ・ヴィンテージスタイルは、1970年代の華やかなレースの世界観を表現しつつ現代性を加味したもの。「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」をベースに、ホイールを彷彿とさせる30分計を3時位置に配し、ダイアルのインデックスをつなぐ独特のレッドストライプ、そして12時位置のモデル名である「Carrera」ロゴはナナサン・カレラの車体に描かれたフォントそのものだ。シースルーバックからも3本スポークのステアリングを模したローターが回る様子を楽しめるなど、ポルシェのデザインコードを随所に凝縮。さらに世界限定250本の希少性といい、ポルシェファンを魅了する価値は無限大だ。

タグ・ホイヤー カレラ × ポルシェ RS 2.7
1950年代の名門レース「カレラ・パン・アメリカーナ・メキシコ」に名前を由来するレーシングウォッチのロングセラーがベース。6時位置の控えめなスモールセコンドとスレンダーなベゼルのエレガントな仕様はベースモデル譲りだが、本作はレギュラー展開のない18Kローズゴールドを採用した特別限定。約80時間パワーリザーブの自社製キャリバー ホイヤー02を搭載。自動巻き。ケース直径42mm、100m防水。278万8500円。

ナナサン・カレラの有名なボディサイドのソリッドラインをモチーフにした刻印がケースサイドに。ケースはもちろん、リュウズやプッシュボタン、ねじ込み式のケースバックも18Kローズゴールド製(下)。

◆タグ・ホイヤーの詳しい商品情報についてはコチラ!

問い合わせ=LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー Tel.03-5635-7054

文=大野高広 写真=近藤正一

(ENGINE 2023年1月号)

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