2025.12.08

CARS

たったひとつの小さな部品の変更でここまで変わる⁉︎一部改良を受けたレクサス「LC500コンバーチブル」に乗る

デビューから8年、一部改良を受けたレクサス「LC500コンバーチブル」に試乗した。

全ての画像を見る
“Always On”の精神に基づき、毎年、部分改良を受けているレクサスLCが、2025年夏にも細かな変更を受けた。そのLC500コンバーチブルを試乗したインプレッションを、ENGINE編集部のムラカミがリポートする。

磨き上げられたオンリー・ワンの個性

昨夏、限定各100台の特別仕様車“PINNACLE”が抽選販売されたレクサスLC500のクーペとコンバーチブル。

2017年の登場以来、8年の歳月を経て、文字通り“頂点”に辿り着いたことを誇るようなネーミングだが、頂に上り詰めているのはこれだけではない。



通常販売されるLCの方も、レクサスが謳う“Always On”の精神に基づいて毎年磨き上げられていった結果、“熟成の極み”ともいうべき高みに立っていることを、今回、一部改良を受けたばかりのLC500コンバーチブルに乗って、思い知らされた。

そのくらい優雅で乗り心地が良く、その一方でドライバーの意思にしっかりと応えるスポーティなハンドリングを持ち、そしてなにより何ものにも似ていない独自の個性を持ったラグジュアリー・オープン・スポーツカーに仕上っていたからだ。

実は今回の一部改良で手を入れられたのは、ドア後部のボディ側に取り付けられたストライカーという小さな部品の構造変更なのだという。



どのクルマにも付いているドアのラッチをボディ側で受け止める部品だが、普通は銀色にメッキされている楔形のそれが、より肉厚の頑丈そうな作りになってマットグレーに塗られている。

たったこれだけの変更で、前後サスペンションのチューニングを最適化し直す必要が生じるほどのボディ剛性のアップが図られたというから驚きだ。

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement