2025.12.09

CARS

長い荷台が目印!「ジープ・グラディエーター」の最新作が公開に!!【約740万円〜】2026年モデルはミリタリー感増強の“ウィリス‘41”を設定

奥深いジープの歴史を示す特別なグラディエーターが登場!

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ジープが、ピックアップ・トラックである「グラディエーター」の、2026年モデルの概要を発表した。

初代の軍用仕様にインスパイアされた、限定車の「ウィリス‘41」も設定!


この「ウィリス‘41」仕様は2024年にはラングラーにも同名のモデルとして設定があったが、そちらは「ウィリスMB」へのオマージュ。



今回の元ネタは、1967〜69年に生産され、ベトナム戦争でも使用された「カイザー・ジープM715」で、ミリタリーなルーツを意識して、機能性優先のデザインと悪路走破性を盛り込んだ。

ボンネットは、“モハベ”グレードに装備されるダクト付きのタイプで、センターはマット・ブラックのシートで覆われ、サイドはレトロなフォントのデカールで飾られる。バンパーは前後ともスティールで、フロントには“モパー”パーツのグリル・ガードを装着した。

“‘41”と銘打ったミリタリー・グリーン系のボディ・カラーは、ジープ・ブランドが誕生した1941年にちなんだもの。17インチ・ホイールは軍用車を思わせる専用デザインで、オリーブ・ドラブで塗装される。タイヤは、マッドテレイン・グレードだ。

インテリアは、タンカラーのシートや、マンティス・グリーンのクロスを用いた加飾を採用。シフトレバーは、上面に“’41”のロゴが入る専用アイテムだ。



パワートレインはレギュラー・モデルと同じく、最高出力/最大トルクが285ps/353Nmの3.6リットルV6と8段ATを搭載する。



ベースとなる「ジープ・ラングラー」同様、2026年モデルの「グラディエーター」は、ドアの脱着を容易にした改良型ヒンジを採用。ルーフやリア・ウインドウも外せるので、オープン・エアでミリタリー・トラック気分のドライブを手軽に楽しめるようになっている。

なお、“ウィリス‘41”のアメリカでの価格は4万7840ドル(約741万円)と、思ったより手頃だ。



日本でも限定モデルの設定に積極的なジープだが、この“ウィリス‘41”の導入を望むには、「グラディエーター」の販売規模は小さすぎるだろうか。マニアックな車種にこそ、マニアックな仕様を期待したいところだが。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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