2026.05.25

CARS

トラブル連発(涙) ポルシェ911、パーツの入荷待ちで入院中です【エンジン編集部長期リポート 79号車 ポルシェ911カレラ4S(996型)#81】

本国からの取り寄せで2週間かかるというパーツ代は?

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前回報告したように、ABSとPSM(ポルシェ・スタビリティ・マネージメント)故障の警告灯が点灯するトラブルに見舞われた79号車。工場に入庫するタイミングを思案していたところ、さらにもう一つトラブルが発生した。

こんなにやっかいな故障とは…

79号車のフロント・シートは、前後調整は手動だがバックレストについては電動になっている。その助手席側のバックレストのスイッチが故障し、角度を変えることができなくなってしまったのだ。

故障が発覚したのは佐藤慎吾カメラマンを助手席に乗せて某新型車の試乗会に赴いた際で、彼が角度を調整しようとして前に倒したら元に戻らなくなり、窮屈な姿勢のまま試乗会場へ向かうことに。

取材撮影を終えた後、帰る前に故障を直そうと悪戦苦闘する我々の姿を見て、近くにいた試乗会のスタッフが特殊な工具を持ってきて電動スイッチの裏に突っこみ、なんとか角度を戻してくれたものの、今度は前に倒れなくなってしまった。仕方なく、そのまま帰路についたが、まさか電動シートのスイッチの故障がこんなにやっかいなものだとは、これまでに考えたこともなかった。



というわけで、11月下旬に工場入り。いつもの診断テスターで調べた結果、ABSとPSMの警告灯点灯はブレーキのストップ・ランプ・スイッチの内部不良が原因と判明。

下の写真の小さなパーツ(3960円)を交換するだけで済むというのでホッと胸を撫で下ろしたものの、このカタチと色には見覚えがあると思って79号車の修理歴を調べてみたら、2年前にも故障して交換しているのが分かった。どうやら、996型の弱点のようだ。



一方、シートの方はといえば、下段右側の写真のスイッチが故障していることが判明。日本に在庫がなく、本国からの取り寄せで2週間かかるというのだが、なんとそのパーツ代が9万2730円もするのだとか。やれやれ、という感じだが、結果として、テスター代と工賃も合わせて総額13万4090円の見積もりが届いた。復活は12月の半ばとなる。

文=村上 政(ENGINE編集部)

【前回はこちら】ポルシェ911にまた異変 ABS故障のウォーニング・ランプが点灯【長期リポート ポルシェ911 カレラ4S(996型)#80】

■PORSCHE 911 CARRERA 4S

購入価格(新車時):340万円(1244万2500円) 導入時期:2017年4月
走行距離(購入後):13万9549km(5万7164km)

(ENGINE2026年2・3月号)
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