2026.02.21

CARS

7人乗りが100万円以下で買える⁉︎ 日産が新型「グラバイト」を発表|インド市場向けコンパクトMPVの日本導入はあるのか?

インドのチェンナイ工場で生産される日産「グラバイト」。

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日産自動車の子会社であるインド日産自動車会社は、現地時間の2月17日に新型MPVである「グラバイト」の発売を発表した。

日本市場にも導入してほしいパッケージング

「日産グラバイト」はインド日産のチェンナイ工場で生産される、Bセグメントのマルチ・パーパス・ビークル(MPV)だ。

プラットフォームはルノーと日産が共同開発したCMF-A+を採用しており、同じく3列シート・レイアウトを採用するルノー・トライバーとは兄弟車にあたる。

インド日産自動車会社が新たに販売する「グラバイト」。

ボディ・サイズは全長3987×全幅1734mm×全高1644mmで、ダイハツ・ロッキー(3995mm×1695mm×1620mm)の幅を少し大きくしたくらい、といえばイメージしやすいだろうか。幅こそ5ナンバーの規格をオーバーしてしまうが、狭い道の多い日本でも非常に扱いやすいサイズ感だろう。


画像からもわかる通りエクステリアのスタイルはクロスオーバーSUV風の出立ちとなっており、最低地上高は182mmを確保している。


搭載されるエンジンは1リットル直列3気筒で最高出力が72ps、最大トルクは96Nmを発揮。トランスミッションは5段MTのほか、2ペダルのシングルクラッチ式5段自動MTが用意されている。

日産グラバイトのシートアレンジ:7人乗車時。

車内は3列シートを採用しており、最大7人の乗車が可能だ。公開された画像内でも多彩なシート・アレンジが示唆されており、7人フル乗車時でのトランク・スペースはほとんど無さそうだが、3列目シートを倒した5名乗車時では625リットルのスペースを確保しているという。

日産グラバイトのインスインストゥルメントパネル。

「トライバー」の兄弟車ということもあってインテリアとしてのデザインの系統は日産というよりも、ルノー系の雰囲気だ。インフォテイメントには8インチのセンター・ディスプレイが装備されており、ワイヤレスAndroid AutoおよびApple CarPlayに対応している。

そして驚くべきはその価格で、なんと56万5000インドルピー、日本円換算で約96万円という衝撃のプライスを掲げている。

このセグメントでの3列シート・レイアウトは、国内でもトヨタ・シエンタや、ホンダ・フリードなどからもわかるように一定の需要がある。なおかつインドは日本と同じ左側通行、右ハンドルの国。もちろん衝突安全基準などの差はあるだろうが、このまま日本市場に導入しても受け入れられそうなパッケージングだ。

ボディサイズは全長3987×全幅1734mm×全高1644mm。

なお今回の導入にあたり、期間限定のローンチ・エディションもあわせて発表されており、フロント・グリルのCシェイプに朱色のアクセントが入るほか、前後ドライブ・レコーダー、JBL製のスピーカー、ドリンク・ホルダー設置型の空気清浄機、ワイヤレス充電トレイが標準装備される。

2025年のジャパン・モビリティショーでは海外専売モデルである「パトロール」の日本市場導入を発表した日産。他メーカーも続々と海外モデルの日本導入をアナウンスする中で、こういったお求めやすい価格のモデルにもスポットライトが当たることを期待したい。

■日産グラバイト
駆動方式 フロント横置きエンジン前輪駆動
全長×全幅×全高 3987×1734×1644mm
ホイールベース 2636mm
車両重量 988kg(993kg)
エンジン形式 直列3気筒DOHC
排気量 999cc
ボア×ストローク 71.0×84.1mm
最高出力 72ps/6250rpm
最大トルク 96Nm/3400-3600rpm
トランスミッション 5段MT/シングルクラッチ式5段自動MT
サスペンション(前) マクファーソン・ストラット/コイル
サスペンション(後) トーションビーム/コイル
ブレーキ(前) ディスク
ブレーキ(後) ドラム
タイヤ(前後) 164/80R14
車両本体価格 56万5000インドルピー(約96万円)
※()内はシングルクラッチ式5段自動MTモデル

文=ENGINE編集部 写真=日産自動車

(ENGINE Webオリジナル)

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