2022.01.08

LIFESTYLE

人気バーテンダーが仕掛けた渋谷のダイニングとは? ラテンアメリカの料理にあわせるのはオリジナルのワインカクテル!

チキンのカカオスパイス煮込み「モレ ネグロ コン ポヨ」と2種のウイスキーとジンファンデルを合わせたワインカクテル「エジンバラ」

全ての画像を見る
ラテンアメリカの料理にワイン・ベースのオリジナル・カクテルをあわせたダイニングが渋谷にオープン。個性豊かな最新の飲食カルチャーを体験する。

都市名を冠した17種のワインカクテル

東京のバー業界では、人気バーテンダー後閑信吾氏が代表を務めるSG Groupが快進撃を続けている。渋谷にある同グループの旗艦店「The SG Club」は、12月にロンドンで行われたバーアーワード「The Worlds 50 Best Bars」で日本最高位の18位に入賞。2カ月前の10月には、その隣接地にもレストランバー「swrl. wine cocktail & kitchen」が開業し、“ワインカクテルをペアリングさせる”という斬新なコンセプトが注目を集めている。



看板メニューのワインカクテルは後閑氏が同世代のトップソムリエ大越基裕氏とコラボレーションして創り上げたもので、「ロンドン」「上海」「モスクワ」などの都市名を冠した17種類。ワインカクテルとの相性を意識した料理は、ブルックリンのライフスタイルと結びついたラテンアメリカ料理をベースにしたもの。監修しているのはNYの名店「Jean-Georges」で日本人初のスーシェフを務めた米澤文雄氏だ。



ペアリングメニューでは、相性を吟味した料理とワインカクテルを楽しむことが可能。たとえばスパイシーなカカオソースをかけた鶏肉料理「モレ ネグロ コン ポヨ」は、カカオと相性のよい燻香をもつウイスキーやラズベリーを使ったワインカクテル「エジンバラ」と共に供される。ペアリングによって生まれるフレーバーは、伝統的なワインカクテルからは想像もつかないほど豊かで斬新だ。



文=小松めぐみ(フード・ライター) 写真=田村浩章

(ENGINE2022年2・3月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement