2024.04.03

CARS

「クルマは遅咲き」と謙遜するバイク好きのオーナーが、アウディS1とドゥカティ・モンスター821にたどり着くまでの青春ワインディングロード!

パッケージに惚れ込んだ

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一方クルマは、アウディS1が五月女さんにとって3台目の愛車である。5年前に初めて買ったクルマがダイハツ・エッセ、その1年後に、BMW傘下になって初のミニ・クーパーSに乗り換えた。これまでの愛車は、全てMTである。



「はじめは、とにかくMT車に乗りたい! それが第一で、縁あったエッセを安く買いました」

そのうちに、コンパクト・ハッチに興味を持つようになったという。

「ミニもSNSで調べたりして、多くのトラブルは自分でなんとかしてきましたよ。でもエアコンが壊れたときにお手上げ(笑)。そこで、同じくクルマも好きな職場の店長とクルマ談義しているうちに、S1が候補に上がったんです。でも中古とはいえ、それまでの2台とはケタが違う。結構、奮発しちゃいました」



S1は買ってからちょうど2年になる。ドゥカティは専ら趣味のための乗り物だが、S1は日常の足としても使っている。

「パッと見、そんなに速くなさそうなところが好きです(笑)。でもよく見たら、マフラーは4本出しで、ステアリング・ホイールもD型シェイプでちょっとやる気。あんまり多くのクルマに乗ったことは無いけれど、シフトの入りも気持ち良いです。足はもう少しカチッとしているのが好みなんですけどね」

撮影のためにクルマを動かすと、下の方からシャラシャラという音が聞こえてきた。

「クラッチが壊れたときに、純正より安かったのにも背中を押されて、オグラ製の強化クラッチ&フライホイールに替えたんです(笑)。ゆくゆくはエンジン・チューンもしてサーキットを走りたいな、と思っています。今年中には、富士の本コースを走ってみたいです」



S1の楽しみ方は尽きないようだ。

「2年乗ってみて、四駆のMTコンパクト・ハッチというパッケージに惚れ込みました。だからGRヤリスにはちょっと興味があるけれど、やっぱり“ガイシャ”が好きなんですよ(笑)。クルマもバイクも、代わりが見つからない特別な2台です!」

五月女さん、ぜひ4輪でも2輪でも、一緒に走りに行きましょう!

文=村山雄哉(ENGINE編集部) 写真=茂呂幸正

(ENGINE2024年4月号)

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