2019.05.19

LIFESTYLE

銀座で体験するラリックの世界

コンセプトはマイ ファースト ラリック

1888年にフランスで創業したクリスタル・ガラスの最高峰メゾン、ラリック。そのフラッグシップとして昨年6月にオープンしたラリック銀座本店が、オープン1周年を記念した大規模なリニューアルを行った。もともとシックなモノトーン・イメージが強かった店内は、淡いピンクやグレー、ベージュ、ゴールドなどを配した、華やかで明るい雰囲気に。だがそれ以上に注目したいのは、世界のラリック店舗の中でも初めてとなる《マイ ファースト ラリック》というコンセプトを掲げたことだ。その名が示す通り、1階のエントランス付近には、ワイン・グラスやキャンドル、アクセサリーなど、誰もが購入しやすい、手頃で上質なギフト・アイテムを幅広く取り揃える。さらに店内を進んでいくと、そこから広がるのは息を呑むほどに美しいラリックの世界だ。


1階奥には、ラリックのアイコニックなアイテムがディスプレイされている。光に照らされたガラス製品が、幻想的な空間を作り出している。

1階奥に設けられたのは、ラリックを象徴するアイテムがダウンライトの中に浮かび上がる幻想的な空間。シャンデリアの輝きを際立たせる、ブラックで統一された階段エリアから2階へと上ると、そこにはラリックが様々なアーティストとコラボレートした希少なアート・ピースのほか、ファイン・ジュエリーやインテリアが紹介されている。創業者ルネ・ラリックが確立した芸術性と職人技を現代に引き継ぐメゾン、ラリック。その多彩な世界観に触れることができる、これまでにない体験型のショップとして足を踏み入れてみたい。


2階にはラリックが世界的な芸術家たちとコラボレートした希少なアート・ピースが置かれている。右側にあるのはコンテンポラリー・アートを代表するダミアン・ハーストとの、左側にあるのはスイスの建築家、マリオ・ボッタとの共同クリエーションだ。
2019年の新作デコラティブ「AQUATIQUE」は6月10日に発売予定。
ラリック銀座本店ではラリックが所有するシャトーでつくられたワインも販売。2階フロアにはコンシェルジュ・カウンターもあり、オーダーメイドのインテリア・デザインの受注にも対応する。
美しいレリーフが刻まれたボトルが印象的なラリックのワインは4月より販売開始。日本でのリリースにあわせ、6つのシグネチャー・ワインを木箱にセットした《コフレ ラリック》も用意。サン・テミリオン特別級の赤ワイン、ソーテルヌ第1級の貴腐ワイン、白ワイン、ロゼワインを詰め合わせた、特別なセットだ。13万円(税抜)。


ラリック銀座本店のエントランス付近には、手に取りやすい価格帯(8000円~)の上質なギフト・アイテムが並ぶ。

お問合せ 「ラリック銀座本店」 ℡.0120-505-220  東京都中央区銀座5-6-13 営業時間 11:30~20:30 https://lalique.jp/


文=永野正雄(本誌)

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