米コロラド州の断崖絶壁にテントを張り、満天の星空の下で雄大な自然を満喫する。はたまた、ケニア北部の丘陵地帯で、サンブル族の戦士と共にアフリカのライオンを追跡。あるいは、中東オマーンのワヒバ砂漠を、ラクダの背に揺られながら移動する......。
こんな日常からかけ離れた冒険体験を、いとも簡単に叶えてくれるサービスが登場した。民泊大手Airbnb(本社・米サン フランシスコ)が6月より開始した「アドベンチャー」だ。
2008年に創業し、今や191カ国以上、約10万都市で600万件を超える民泊物件を提供するまでに成長したAirbnb。2016年には料理教室やスポーツ、小規模なライブといった、その土地ならではのユニークなアクティビティを仲介する新サービス「体験」をスタートさせたが、これをさらに進化させたのが今回の「アドベンチャー」となる。
「現在、Airbnbが海外で提供するアドベンチャーは200件以上。Airbnb限定のものもあれば、現地の小規模なオペレーターが提供するものまで様々です。年内にはアドベンチャーの数を倍まで増やしていく予定です」(Airbnb Japanの PRマネージャー、藤谷真弓さん)
たとえば冒頭で触れた「コロラド州の断崖絶壁でのキャンプ」体験の定員は1 回あたり4名。プロのガイドと共に、地上約60mの高さまで移動し、数本のロープだけで吊るされた布製のテントで1泊する。その本格的な内容からして、熟練した登山家のみに許される高度な冒険のようにも聞こえるが、実は14歳以上で体力レベルが普通であれば、誰もが参加できるという。
ちなみにこの冒険の参加費用は、日本円にして1人約11万円(1泊食事付き、現地までの往復渡航は各自で手配し負担)。そのほかのアドベンチャーもすべ て12人以下の小グループで行われ、どの国でも英語を話せるプロのホストが同行、安全性を確保してくれるのが特徴だ。
旅のニーズが多様化する中、もはや定番の観光地を訪れたり、ご当地グルメを食べ歩いたりするだけでは飽き足りない。そんな人にとっては、まさに一生涯の思い出となるアドベンチャーとなるはずだ。
※料金は季節・相場などによって変動します。詳細HPまで。
https://www.airbnb.jp/d/adventures
文=永野正雄(ENGINE編集部)
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