ENGINE編集部が選ぶ、2020年新作時計｜ウブロ

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HUBLOT／同素材のフュージョンだってアリだ!

今年も、メカニズムはもとより、素材や色彩を巧みに生かした多種多様な新作を数多く発表して注目を浴びるウブロ。おなじみのカラーサファイアやセラミック、レインボーカラーのジェムセッティングに目が奪われる一方で、新たな試みとして興味深いコレクションが「ビッグ・バンインテグラル」だ。その名の通りケースとブレスレットとが同素材で一体構造になり、新たなウブロ流ラグジュアリー・スポーツウォッチの誕生といった感じを受ける。ドバイ2020では、チタン、キングゴールド、ブラックセラミックの3タイプに加えてジュエリーセッティングモデルがデビューを飾った。

ビッグ・バンインテグラルキングゴールド

「ビッグ・バン」誕生から15年、異素材の斬新な組み合わせを得意としてきたウブロがこんどは同素材でケースとブレスレット統合型の新デザインを開発。すっきりしたラインと落ち着いたサテン仕上げが好印象を生む。自動巻きクロノグラフ。18K キングゴールド、ケース直径42mm、10気圧防水。税別556万円。5月発売予定。

スピリットオブビッグ・バンメカ-10 チタニウム

約10日間のパワーリザーブが備わるウブロの新世代ムーブメントをトノー型の「スピリットオブビッグ・バン」に初めて搭載。メカニズムの構造が隅々まで露わになったユニークなスケルトンは目にも楽しい。手巻き。チタン、ケースサイズ45mm、5気圧防水。税別予価244万円。8月発売予定。

時計ジャーナリスト・菅原茂はこう見た！

創作の方向が年々広がってゆくウブロの中で、万人向けとそうでないものが真っ二つに分かれるのが面白いところ。最新の「ビッグ・バンインテグラル」は万人向けの良作といえる。奇をてらわず高級ブレスレットウォッチの魅力を伝えているから新たなファンを獲得しそうだ。

ENGINE編集部・前田清輝はこう見た！

やはり注目は、ビッグ・バンでは初のケースとブレスレットの統合型モデルであるビッグ・バンインテグラルだ。ケースとブレスレットの一体感あるデザインはもちろんのこと、高い装着性も兼ね備えているあたりが見事! オン、オフ問わずに幅広いシーンで活躍してくれること間違いなし!!

文=菅原茂（時計ジャーナリスト）／前田清輝（ENGINE編集部シニア・エディター[時計担当]）
(ENGINE2020年5月号)

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