2002年以来21回にわたって実施してきた、クルマ好きのためのランキング“ホット100”の特別版! 今回は19年間の各回でホット20に入ったクルマをベースに選ばれたノミネート車183台から、選考委員が今でも機会あらばぜひとも手に入れたいと思っているクルマ20台ずつを選び、順位をつけました。21世紀の初頭20年でもっともみんなの脳裏に焼きついたクルマをあぶりだそうという試みです。果たして、栄えあるホット1の座に輝いたのは……。
ポルシェ911シリーズの最硬派バージョン。ホット100上位の常連だが、今回はこの位置に。
■選考委員 投票ポイント■
大井20pt+島下20pt+村上20pt+佐藤19pt+山田18pt+大谷17pt+桂15pt+藤原13pt+荒井12pt
プラットフォームを完全に一新し、EVの未来とはどうあるべきかを世に問うた意欲作、Iペイスがトップ10圏内に!
■選考委員 投票ポイント■
小川19pt+上田17pt+藤島15pt+日下部13pt+西川13pt+松田13pt+山崎12pt+生方11pt+竹岡11pt+佐藤9pt+吉田9pt+藤野8pt+大谷7pt
強者揃いの兄弟車を押しのけ、4座クーペの最新モデルがアストン・マーティンの最上位を獲得!
■選考委員 投票ポイント■
桂19pt+山崎18pt+吉田18pt+清水(和)17pt+上田16pt+飯田15pt+嶋田15pt+荒井14pt+藤原11pt+島下8pt+渡辺(慎)5pt+村上3pt
ポルシェ勢のなかでトップに立ったのは、6気筒自然吸気のボクスターだった!
■選考委員 投票ポイント■
藤原20pt+飯田20pt+山田20pt+藤野18pt+清水(和)18pt+岡崎17pt+小沢16pt+塩澤14pt+大井12pt+山崎7pt
今回のホット100スペシャル、トップ5までは現行のスポーツ・モデルがずらりと並ぶ結果となったが意外にもそれらに続いたのは一世代前のアウディの旗艦、R8だった。
■選考委員 投票ポイント■
河村19pt+渡辺(敏)18pt+西川16pt+村上15pt+今尾14pt+大谷14pt+九島13pt+桂11pt+荒井11pt+嶋田11pt+五味10pt+斎藤(聡)10pt+大井9pt+金子5pt+小川1pt
イタリアおよびフェラーリの最高位を獲得したのは〝458〞。最新モデルの〝488〞を抑えてホット5入りしたのは、多くの選考委員が、フェラーリV8最後の自然吸気エンジンに魅了されたからにほかならない。
■選考委員 投票ポイント■
清水(草)20pt+岡崎19pt+石井19pt+大井18pt+島下18pt+今尾17pt+佐藤15pt+荒井13pt+国沢13pt+河村12pt+新井10pt+山田8pt+齋藤(浩)7pt
07年に登場した史上最強の日本車がHOT4に! 選んだ委員の数はアルピーヌA110に続く26人! 2000年代初頭に生まれた国産モンスターは熟成を重ね、いまでも輝き続けている。
■選考委員 投票ポイント■
五味18pt+西川18pt+松田15pt+桂14pt+清水(和)13pt+斉藤(聡)12pt+新井11pt+国沢11pt+清水(草)11pt+佐藤11pt+藤野11pt+渡辺(敏)10pt+村上9pt+今尾8pt+河村8pt+山崎8pt+渡辺(慎)7pt+飯田6pt+岡崎6pt+大井5pt+島下5pt+嶋田4pt+吉田3pt+齋藤(浩)2pt+竹岡1pt+高平1pt
2011年にマクラーレンが本格的な自動車メーカーとして活動を開始したことは、2000年代初頭20年におけるビッグ・ニュースだった。2017年にデビューしたスーパースポーツ、720Sが堂々のホット3!
■選考委員 投票ポイント■
大谷20pt+五味20pt+清水(和)19pt+山崎19pt+上田18pt+松田18pt+大井17pt+佐藤17pt+桂17pt+藤野16pt+今尾12pt+飯田12pt+小川10pt+藤原8pt+齋藤(浩)5pt+吉田4pt
登場からすでに5年。それでもマツダ・ロードスターは強かった。登場後2年のアルピーヌA110にこそ敵わなかったものの、キラ星のごときスーパースポーツ群を押しのけての2位である。
■選考委員 投票ポイント■
塩見20pt+清水(草)19pt+飯田17pt+石井17pt+藤島17pt+松田16pt+河村15pt+大井14pt+日下部14点+新井13pt+藤野13pt+小沢11pt+高平11pt+菰田10pt+島崎10pt+斎藤(聡)9pt+岡崎7pt+山崎6pt+今尾4pt+渡辺(慎)3pt+国沢2pt+山田2pt+九島1pt+齋藤(浩)1pt+藤原1pt
ホット100 スペシャルの頂点に立ったのは、ポルシェでもフェラーリでもなかった。2年前に彗星のごとく現れて、クルマ好き、走り好きのココロをいっぺんに引きつけたアルピーヌA110。アッと驚きの快挙である。
■選考委員 投票ポイント■
石井20pt+上田20pt+塩澤20pt+松田20pt+大井19pt+大谷19pt+嶋田19pt+藤野19pt+吉田19pt+岡崎18pt+斎藤(聡)18pt+佐藤18pt+塩見18pt+河村17pt+高平17pt+新井15pt+日下部15pt+清水(和)15pt+竹岡15pt+藤原15pt+森口15pt+村上13pt+山田13pt+桂12pt+菰田12pt+齋藤(浩)12pt+佐野12pt+清水(草)10pt+荒井9pt+小沢9pt+小川8pt+今尾7pt+島崎6pt+島下6pt+渡辺(敏)3pt+藤島2pt
■11位~20位
11位 ポルシェ911(4WD、カブリオレを含むカレラ系すべて)/992(現行型)
12位 マクラーレンMP4-120
13位 BMW i3(レンジエクステンダー含む)
14位 フィアット500
15位 ロータス エリーゼ
16位 レクサスLC
17位 ルノー・カングー1.6
18位 シトロエンC6
19位 アルファ・ロメオ・ジュリア(すべてのモデル)
20位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(GTI、R、e、ヴァリアントを含む)7代目(先代型)
■21位~30位
21位 メルセデスAMG GT(ロードスターを含む)
22位 ジープ・ラングラー(現行型)
23位 ポルシェ911(991前期型)
24位 ランボルギーニ・ウラカン
25位 BMW M2
26位 レンジローバー・イヴォーク(初代)
27位 シボレー・コルベット(C7)
28位 ロータス・エリーゼ(2代目)
29位 ランボルギーニ・アヴェンタドール
30位 ベントレー・コンチネンタルGT(現行型)
■31位~40位
31位 ロールス・ロイス・ファントム(7代目)
32位 メルセデス・ベンツSクラス(現行型)
33位 ポルシェ718ボクスター
34位 アストン・マーティンDBS(2代目)
35位 テスラ・モデルS
36位 ポルシェ911GT3(996後期型)
37位 ルノー・メガーヌR.S. 3代目(現行型)
38位 ミニ(初代 BMW傘下で復活後)
39位 アストン・マーティンV8ヴァンテージ(3代目)
40位 ポルシェ911(997前期型)
■41位~50位
41位 レンジローバー 3代目(先代・BMWエンジン)
42位 ケータハム・セブン(すべてのモデル)
43位 フォルクスワーゲン・ルポ(GTIを含む)
44位 フェラーリGTC4ルッソ/GTC4ルッソT
45位 シボレー・コルベット(C6)
46位 フェラーリ812スーパーファスト
47位 ポルシェ・ケイマン(981)
48位 トヨタ・プリウス(初代)
49位 マクラーレン540/570
50位 アウディ・オールロード・クワトロ(初代)
■51位~60位
51位 レンジローバー・スポーツ(2代目)
52位 BMW i8(ロードスターを含む)
53位 ルノー・メガーヌR.S./2代目(先代型)
54位 フェラーリ488(スパイダー、ピスタを含む)
55位 ジャガーXJ/X308
56位 ポルシェ・ボクスター(スパイダーを含む)/987
57位 TVRタスカン
58位 アウディA1(S1を含む)
59位 ボルボXC40(現行型)
60位 アルファ・ロメオ4C/4Cスパイダー
■61位~70位
61位 ベントレー・ミュルザンヌ
62位 スバル・インプレッサWRX STI (3代目)
63位 ポルシェ911(991後期型)
64位 ルノー・ルーテシアR.S.V6(2代目)
65位 ホンダS660
66位 スズキ・スイフト・スポーツ(2代目)
67位 マセラティ・グラントゥーリズモ/グランカブリオ
68位 フェラーリ360
69位 ルノー・カングー(現行型)
70位 ボルボXC90(現行型)
■71位~80位
71位 アバルト500/500C
72位 ルノー・トゥインゴ(現行型)
73位 三菱アウトランダーPHEV(現行型)
74位 BMW M3(E46)
75位 トヨタiQ
76位 ポルシェ・ケイマン(987)
77位 三菱・ランサーエボリューションX(4代目)
78位 シトロエンC3(エアクロスを除く・現行型)
79位 トヨタ86
80位 マツダ・ロードスター(NB)
■81位~90位
81位 アルファ・ロメオ・ブレラ
82位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(5代目)
83位 メルセデス・ベンツCクラス(W204)
84位 ニッサン・リーフ(初代)
85位 ランボルギーニ・ウルス
86位 BMWアルピナD3(E90)
87位 トヨタ・ミライ
88位 ミニ(2代目)
89位 ポルシェ911GT3(997前期型)
90位 マクラーレン650
■91位~100位
91位 ボルボV40
92位 フィアット・ムルティプラ
93位 BMW 8シリーズ(現行型)
94位 ジャガーXK(2代目)
95位 ロータス・エキシージ(2代目)
96位 ポルシェ911GT3(997後期型)
97位 BMW M3(E90)
98位 ランドローバー・ディスカバリー(3代目)
99位 ポルシェ911(996後期型)
100位 ルノー・ルーテシアR.S. (3代目)
■ホット100のルール■
①過去21回の「エンジン・ホット100」で20位までに入ったクルマをベースに、編集部が作成した全183車種の中から、ホット100委員が選出した20台に、1位に20点、2位に19点、3位に18点……19位に2点、20位に1点のポイントを与え、その集計によりランキングを決定する。
②同点が出た場合、選んだ委員の数が多い方を上位とする。
③それでも同点となった場合、最高点が高い方を上位とする。
④さらにそれでも同点となった場合、価格の安い方をよりバリューの高いものと讃えて上位とする。
■エンジン・ホット100選考委員■
(自動車ジャーナリスト)
飯田裕子/石井昌道/今尾直樹/生方聡/大井貴之/大谷達也/岡崎五朗/小川フミオ/小沢コージ/桂伸一/金子浩久/河村康彦/日下部保雄/九島辰也/国沢光宏/五味康隆/菰田 潔/斎藤聡/佐藤久実/佐野弘宗/塩見智/島崎七生人/島下泰久/嶋田智之/
清水和夫/清水草一/高平高輝/竹岡 圭/西川淳/藤島知子/藤野太一/藤原よしお/松田秀士/森口将之/山崎元裕/山田弘樹/吉田由美/渡辺慎太郎/渡辺敏史
(ENGINE編集部員)
村上政編集長/塩澤則浩/齊藤浩之/荒井寿彦/新井一樹/上田純一郎
(ENGINE2020年9・10月合併号)
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