2020.11.28

WATCHES

パテック フィリップ/個性が引き立つ若々しいブルーダイアル

2020年下半期、新作時計速報! 恒例の時計フェアは中止になっても、ジュネーブや上海、そして東京での個別発表に加えて、オンラインでも新作時計が続々リリースされている。時計はいつも活力をくれる一種のビタミン。元気カラーでお洒落、ハイスペックと3拍子揃ったこんな最新モデルに注目だ。


PATEK PHILIPPE

ジュネーブ新工場の落成を記念して発表された限定モデルの「カラトラバRef.6007A」もそうだが、今年のパテック フィリップを印象づける要素のひとつは、鮮烈なブルーのカラーダイアルだろう。それはクラシカルなコンプリケーションにも波及している。


歴史的なパイロットウォッチのデザインと実用的なトラベルウォッチの機能が融合されたモデルや、あるいは複雑時計の高度な技術を凝縮したスプリットセコンド・クロノグラフについても、ブルーダイアルの効果によって軽快さや若々しさという新たなイメージの創出に成功している。


PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)/カラトラバ・パイロット・トラベルタイム 7234
42㎜のホワイトゴールドケースにブルーダイアルを合わせて2015年に発表された同モデルが同ムーブメントを37.5㎜ケースに収めて新登場。ケース左のボタンで容易にタイムゾーンの変更が可能なトラベルタイム機能や往年のパイロットウォッチから着想したデザインが秀逸だ。自動巻き。ホワイトゴールド、3気圧防水。税別507万円。


PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)/スプリット秒針クロノグラフ 5370P
最高峰の複雑機構に数えられるスプリット秒針クロノグラフはパテック フィリップの代表作のひとつ。ブラックに続いて、グランフーエナメルの高度な職人技で製作された本青七宝ダイアルを採用する新作は、この時計にモダンでスタイリッシュなイメージを付与。手巻き。プラチナ950、ケース直径41㎜、3気圧防水。税別2866万円。


時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!

賛否両論を生んだ「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」も発表から5年。今やブランドの新世代を象徴するアイコンになった気がする。着けやすい37.5㎜のミディアム・サイズでブルーダイアルを採用する新 作は実に若々しい。そう、年を重ねたファンは、この時計で自身の若返りを図り、旅の道連れにするのも良さそうだ。


ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!

待望の新作が続々と登場するパテック フィリップ。最新作の「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」は、ケース直径が37.5㎜に。2015年に登場したモデルは42㎜だっただけに、手首の細い人には嬉しいサイズだ。また、ケース左側のボタンを押すだけで通常の時針をアップダウンさせることができる使いやすさも見逃せない。


文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年12月号)

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文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)