時計ジャーナリストが選ぶ"これぞ"の1本! コロナ禍の影響で時計フェアは軒並み中止になったものの、魅力的な新作が数多く発表された2020年。その中から時計ジャーナリストが選んだ"本気で欲しい!"と感じた傑作モデルとは?
コロナ禍による緊急事態宣言が解除された2020年5月頃から、頻繁に耳にするようになったニューノーマルというワード。ステイホームとオンライン会議が当たり前となって、高級時計市場の好みにも、若干の変化が起こったようだ。
2010年代を通して、時計のトレンドらしいトレンドと言えば、ラグジュアリースポーツの一大ブームと、そこから派生したスポーティウォッチの普及しかなかった。ところが一転して、最近ではもっと普通の時計が売れていると聞く。例えばブレゲならば、「マリーン」ではなく「クラシック」が伸びているというのだ。これは時計が"ハレのアイテム"ではなくなって、もっと内向的な方向にユーザーの嗜好が変化したことを意味する。
これまでの10年は、時計とは見せびらかすものであって、それには対象者を必要とした。しかし今や、腕上の宝物は自分で愛でるしかないのだ。もっとも筆者みたいな時計ヲタクは、そもそも内向的なチョイスしかしなかったのだけど……。ブルガリ「オクト フィニッシモ」は、もともと世界最薄のレコードホルダーだった。それを自ら1.23㎜厚くして防水性を高めた。この煮詰め方に惚れてしまうのだ。
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
PR | 2025.02.07
CARS
モータージャーナリストの島下泰久さんと、ルノー・アルカナ・エスプリ…
2025.02.09
WATCHES
アンダー100万円の新作・注目作の時計4本! フォージドカーボンの…
PR | 2025.02.07
LIFESTYLE
フランスの香り漂う――。エティアムの人気モデルに、麗しきゴートレザ…
2025.02.02
CARS
車重2.5tの巨体がワインディングで気持ち良く走る驚きのロールス!…
2025.01.25
LIFESTYLE
まるで南国リゾートのような家 東京の自宅の隣にローコストで別荘を建…
PR | 2025.01.24
CARS
42台のそれぞれのディスカバリー物語【誕生35周年企画「私のディス…
advertisement
2025.02.14
「私なら門前払い」 ホンダと日産の経営統合破談会見を見て、国沢光宏氏(モータージャーナリスト)は何を思ったか
2025.02.10
ホンダと日産の統合への協議破談で日産の将来はどうなるのか? モータージャーナリストの国沢光宏氏が考察する
2025.02.20
なぜ従来型のオーナーは悩み、悔しがるのか? マイナーチェンジで新しくなった三菱アウトランダーを公道で試乗した
2025.02.14
やはり難しかったか 第一報から2カ月弱、ホンダと日産の経営統合への話し合いの中止が正式決定
2025.02.11
ホンダも実は厳しい!? 日産との経営統合協議破談でホンダの未来はどうなるのか? モータージャーナリストの国沢光宏氏が考察する