2023.05.06

WATCHES

ポルシェ・オーナーのためにつくられたスマートウォッチ! タグ・ホイヤー・コネクテッドE4ポルシェ・スペシャル・エディション

タグ・ホイヤー・コネクテッドE4ポルシェ・スペシャル・エディション

全ての画像を見る
計時や速度計測など、かねてより深い関係にあったクルマと時計。その両者の関係性が、コネクテッド(スマート)ウォッチの進化により、新たなステージを迎えた。そんなクルマと時計とのさらなる“繋がり”に迫る!

クルマと時計の長く深い関係


そもそもクルマのダッシュボードには、時間や速度などを計測する計器類が搭載されており、長きにわたってクルマと時計は密接な関係を築いてきた。クロノグラフはその象徴とも言えるだろう。そんな両者の長く深い関係をさらなる次元へと昇華させるのがコネクテッドウォッチだ。

アップルウォッチの登場以来、スマートフォンとシームレスに繋がる利便性の高さに加え、心拍数や血圧の測定、さらには歩数計など健康面のケアができることなどから、急速に普及してきたコネクテッドウォッチ。

かたやクルマにおいてはApple CarPlayやGoogleのAndroid Autoなど、クルマ専用のOSを搭載するモデルが今やスタンダード。これらはスマートフォンと連携することで、ナビゲーション機能をはじめ、車両の状態確認、遠隔操作(スマートキー含む)など、さまざまなサービスを享受できるというもの。それが近年のコネクテッドウォッチの進化により、時計からダイレクトに各種の確認や操作が行えるようになってきた。これはまさにクルマと時計との新たなる関係性の誕生と言えるだろう。

例えば、古いカーナビを搭載したクルマでも、地図アプリと時計のGPS機能を利用することで、最新地図によるナビゲーションサービスを受けられるなど、メリットは計り知れない。今後はドライバーの健康状態をコネクテッドウォッチがチェックし、アドバイスや警告を行ってくれるサービスなども期待されている。

タグ・ホイヤーがポルシェ・オーナーのためにつくったコネクテッドウォッチ

「タグ・ホイヤーのコネクテッドE4ポルシェ・スペシャル・エディション」は、新世代の「Connected CaliberE4」をベースに、ポルシェ・オーナーのために特別に設計されたモデルだ。サンドブラスト仕上げのブラックチタン製45mmケースには、メタリックなフローズンカラーがアクセントとしてあしらわれている。これはブルーカラーのタイカンにインスパイアされたもの。またベゼルには愛車のポルシェの速度に対応した0~400のスケールが刻まれ、車両の情報や心拍数などの数値を読み取ることもできる。「My Porsche」アプリを介して愛車と接続すれば、空調の操作が可能になるなど利便性も大幅に向上する。ケース直径45mm。価格は33万5500円。



このスペシャルエディションにのみ搭載されているのが、フローズンカラーをアクセントとしてあしらった、「サーキット」というウォッチフェイス。クロノグラフスタイルのコンプリケーションに走行可能距離やガソリン計、バッテリー計などの情報が表示。愛車の状態がひと目でわかる仕様となっている。



クロノグラフスタイルやシンプルな3針スタイル、ラップタイムなどを計測できるデジタルスタイルなど、好みや用途に応じた多彩なデザインのウォッチフェイスを用意されており、専用のスマートフォンアプリからダウンロードするだけで、手軽にウォッチフェイスを変更可能な点もコネクテッドウォッチの強みと言えるだろう。



また、歩数計や心拍計などコネクテッドウォッチに搭載されている一般的なアプリももちろん搭載している。これらのアプリを使えば健康管理やフィットネス情報などのさまざまな記録も登録可能。ポルシェの状態だけでなく、自らの状態も随時把握できるのはウェアラブル端末ならではだ。



※「TAG Heuer Connected E4 Porsche Special Edition」でこれらの機能を起動するには、ポルシェIDを持ち、ポルシェコネクトのサブスクリプション契約を結び、時計とスマートフォンにMy Porscheアプリがインストールされている必要がある。また、車種と年式によって対応していないこともあるので、購入前に確認することをおすすめしたい。

文=室井康裕

(ENGINE2023年4月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement