2025.11.27

CARS

これが正真正銘、最後の“おかわり”だ! 現行アルピーヌA110の日本オリジナル最終限定車「ブルー・アルピーヌ・エディション」3モデル、登場!!

アルピーヌA110、日本オリジナル最終限定車「ブルー・アルピーヌ・エディション」の発表がアナウンスされた。

アルピーヌのライトウエイト・スポーツカーであるA110。2019年の日本導入から早6年、いよいよ生産終了が間近に迫る中、日本オリジナルの最終限定車が登場することが発表された。

これが正真正銘、最後のチャンス

ENGINE本誌の人気企画、ENGINE HOT100では、2019年の初登場以来、5年連続でHOT1となる偉業を成し遂げたアルピーヌA110。その後の2024年と2025年もHOT 2の座を射止めていたが、いよいよ、この現代の名車にも終わりの時が近づいてきた。

アルピーヌ・ジャポンの発表によれば、現行A110の本国における生産終了は2026年6月。これに伴い、日本での受注も2026年3月末で終了するという。

現在、残っているのは2025年4月に導入されたA110 GTSとA110 R70のみで、すでに25台の限定だったベースモデルのA110アニバーサリーは売り切れている。

GTSとR70については若干の残りがあり、現時点ではアトリエ・アルピーヌでボディ・カラーの選択も含めて発注可能だが、それも日本への割当て台数が終わったら、3月末を待たずに販売終了となるという。

残りはかなり少数と見られるので、すでに動いていない人は、もはや一巻の終わりか、と思いきや、なんとここにきて、最後の“おかわり”があることが発表されたのだから、クルマ好きにとっては大朗報である。しかも、売り切れになっていたベースモデルも含めた3モデルすべてが買えるというのだ。

その名も「ブルー・アルピーヌ・エディション」。すべてがアルピーヌ・ブランドを象徴するボディ・カラーであるブルー・アルピーヌを纏った日本オリジナルの限定車で、ブランドの創立70周年を記念して、合計70台が販売されるという。

その内訳は、ベースモデルのA110が30台で、販売価格は999万円。



A110 GTSも30台で、価格は1200万円。



A110 R70は10台で、価格は1850万円となる。



アルピーヌは今後、EVのスポーツモデルの開発・生産に特化することが発表されているので、これが正真正銘、最後のガソリン・エンジンを積んだA110となるのは間違いない。

この一時代を築いた将来のヴィンテージ・カーを手に入れる最後のチャンス到来。“おかわり”といっても70台の限定ゆえ、食指が動く人はすぐにでも動き始めた方が良さそうだ。

文=村上 政(ENGINE編集部)

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