2026.08.21

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こだわりの”あの”感触を確かめたい!タグ・ホイヤー モナコ エバーグラフ

プッシュボタンの押し心地がいい!タグ・ホイヤー モナコ エバーグラフ

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新作が発表される春の一大イベントであるウォッチズ・アンド・ワンダーズ・ジュネーブ(以下、W&WG)が2027年4月5日から11日開催されることが発表され、早くも来年の新作や記念モデルなどが気になっている人もいるのでないだろうか。今回は、2026年4月に開催されたW&WG 2026で発表されたタグ・ホイヤーの話題モデルを振り返ってみよう。

こだわりが詰まった新作!モナコ エバーグラフ

「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ」で始まった取り組みをベースにして、シルエットの源流となる1969年のオリジナルモデル「Ref.1133」にまで遡りながら、チタンによる軽量化やフィット感の最適化など、より人間工学に基づいた新しいデザインを考案。



初代モデルと同様にケースの左側にリュウズを配し、ムーブメントの上に並ぶ2つの四角いカウンターをブルーで彩ったデザインは、スティーブ・マックイーンが愛用した「Ref.1133B」を彷彿とさせる。



新型ムーブメントTH80-00のクロノグラフ機構・調速機構は、タグ・ホイヤーによる完全自社開発だ。巻き上げ方式は自動巻き。グレード5チタン、ケース縦×横40mm、100m防水。価格は493万9000円だ。

ボタンの押し心地の良さ、最高峰

学生時代に独創的なセンターカルーセルのアイデアを生み出し、コングロマリットでのキャリアにおいてはブランドの垣根を超えて数多くのムーブメント開発に尽力したキャロル・カザピ氏。



タグ・ホイヤー移籍後は既存ムーブメントの改良が中心で、「複雑時計の女王」の異名を持つ実績を考えるとやや物足りなさを感じていたが、いよいよ出てきた!



クロノグラフのスタート・ストップ/リセットに関わるパーツを微細加工技術で成形し、部品点数を大幅削減。各パーツに弾性を持たせ“なり”で動かすその設計は理論上高耐久で、組み上げ時の微調整も必要ないだろう。



経営者視点でこれほど優等生なクロノグラフも珍しいが、最も注目したいのはプッシュボタンの感触だ。同氏も開発にあたって、それを目的のひとつとしたと強調するほどに軽やかで押し心地の良さは最高峰。スタート、ストップ、リセットで感触が変わらないよう調整されている点もポイントが高い。

文=細田雄人、Web編集=齊藤優太

(ENGINE2026年7月号)

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