2026.08.19

CARS

SUV最高位!ジムニーやGクラス、ランクルの追従は許さない|総合5位は英国製の本格オフローダー【2026年版本音で選んだホット100】

本物の悪路走破性とオンロードの快適性を併せ持つ

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エンジン恒例企画、新車で買えるクルマ100台のランキング2026年版。47名のモータージャーナリストとエンジン編集部員、そしてEPC(エンジン・プレミアム・クラブ)会員、さらに今年はウェブでの投票も加わって、2026年の今、本音で買いたいと思う20台のマイ・ホット・カーにポイントをつけて投票した新車で買える注目の100台を選んだ。

2024年は21位、2025年は6位、そして今年は5位と着々とランクアップしているのがディフェンダー。 登場から6年を経てなおランクルやゲレンデなどライバルに対し圧倒的な差を付けている人気の理由はなんなのか?

第5位! ランドローバー・ディフェンダー 224pt

2019年、ラグビーワールドカップの開催で沸いていた日本。ちょうどその頃、36年ぶりの新型登場で話題をさらったのがランドローバー・ディフェンダーだった。英国は伝統を重んじる国なので、懐古主義的なイメージもあるが、新生ディフェンダーは変化を怖れるどころか、デザインも構造面もドラスティックに刷新。それにもかかわらず、大成功を収めてみせたのだ。



本格オフローダーの神器ともいえるラダーフレーム構造はアルミ製モノコックに変わり、オフロード向きとされていたリジッドアクスルは、左右のタイヤが個々に動く独立懸架に変更。ねじり剛性を大幅に高め、電子制御技術や長いサスペンション・ストロークを駆使することで、街乗りから高速走行、ワインディングに至るまで、快適性が飛躍的に向上。衝突安全性を高めながら、繊細なハンドリングと悪路走破性を高次元で両立させることにこだわった。



また、外観は頼もしい体格なのに、どこか愛嬌を感じさせるスネ顔がニクい。ちなみに、私の心をわしづかみにしたのは、フィジカル50:冒険心40:品格10という具合のズルいバランス。さらに、ディフェンダーは映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』にも登場。岩場や道無き悪路でジェームズ・ボンドと激しいカーチェイスを繰り広げたが、敵役が乗るクルマながら、その先進性とタフさに惚れ惚れしてしまった。



発売開始からすでに6年目、多種多様なオフローダーが登場しているにもかかわらず、今回のHOT100の投票結果では、ディフェンダーの強烈な存在感は揺るぐことを知らないようだ。ランキングでは、昨年は6位だったポジションが5位にランクアップ。本格オフローダーにおいては、ジムニーやGクラス、ランドクルーザーの追従を許さないほど圧倒的だ。



ここで、票を投じたみなさんのコメントに注目してみよう。

ジャーナリストのコメントとしては「本物の悪路走破性とオンロードの快適性を併せ持つ4WDは他にない」(高平高輝さん)、「ダートや砂利の路面の凹凸をバネ下で吸収しきって、浮いているかのようにフラットに走る。パリダカ初参戦・初優勝!」(佐野弘宗さん)と、まさに、現代のディフェンダーが狙った走りの完成度の高さについて賞賛する声が。

また、デザインにおいては「初代のイメージを現代に昇華させたデザインには、他のオフローダーにはない気品を備えていると感じる。ボディに3サイズ用意されるのもいい」(斎藤慎輔さん)、「ハイウェイで後ろに付いたら抜きたくない。ずっと後ろ姿を眺めていたくなる。SUVの超高性能はオマケ」(松田秀士さん)、「武骨なオフローダーのイメージをデザインにお洒落度を加える事で都会派に転身。背が高く幅広い超大型サイズに、頼もしさがある」(桂伸一さん)と、心を捉えるポイントを讃えるご意見も。EPC会員のHiro Maさんからは、「現在乗っているディスコ4が壊れたら、選択肢はこれしかないから」と、ランドローバー車における乗り換えで、この種のモデルを切望する声も聞こえてきた。

文=藤島知子 写真=佐藤亮太



■ランドローバー・ディフェンダー

写真は中間サイズとなる110ベースのX-ダイナミックSE P300e。全長×全幅×全高=4945×1995×1970(エアサス付き)mm、ホイールベース=3020mm、車両重量=2610kg。2リッター直列4気筒ターボ+モーターはそれぞれ165kWと105kW、350Nmと278Nmを発揮、8段ATを介して4輪を駆動。価格は1080万円。

■ランドローバー・ディフェンダー(90、110、130、オクタ含む)には19人のジャーナリストが投票
224pt/藤島19pt+高平17pt+佐藤(久)17pt+上田17pt+斎藤(慎)16pt+浅石16pt+小沢15pt+九島14pt+佐野14pt+永野14pt+金子13pt+吉田(拓)10pt+桂9pt+松田9pt+清水(和)9pt+斎藤(聡)5pt+塩澤4pt+田中3pt+工藤1pt+EPC2pt

(ENGINE2026年9・10月号)

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