2019.12.31

LIFESTYLE

SUVでソロ・キャンプ♯5 ◆普段は街乗りの相棒と冬のフィールドへ

都会の雑踏を離れて自然の静けさを楽しむことがキャンプの魅力だとすれば、人影まばらな冬こそ、その醍醐味が最も感じられるシーズンだ。愛車のSUVに乗り込んで、冬のフィールドへ。圧倒的な静寂で過ごす非日常の時間が、多忙な日々から解放されるリフレッシュタイムになる。

素朴な佇まい、現代的な機能。

大自然に包まれて一人悠々とした時間を堪能するなら、テントは居住性が高いものを選びたい。写真のテントはセンターポール1本で支えるティピー型テントをつくるスウェーデン・ブランド、テンティピの「サファイア5CP」。円錐形のシルエットは自然と調和する素朴さがありながら、突風のあおりを受けにくいという機能面のメリットもある。トップとボトムにベンチレーションが備わり、上級者ならテント内で焚き火もできる。直径3.8m、高さ2.3m、4〜6人が就寝可能。税別17万2000円(テンティピ/ファロ スインターナショナル Tel.0551-30-9270)


 



心強い相棒 VOLVO XC60

静かで経済的で、都会的でスタイリッシュ。たいせつな人を乗せて、安全かつ快適に移動する。ふだんのボルボXC60は、最先端の空気だったり、家族の笑顔を連想させるクルマだ。ところがXC60とともに日常を離れ、喧噪の街並みから遠ざかると、別の顔が見えてくる。ソロ・キャンプのベースとなる自分だけの秘密の場所への道のりは、たいてい辛く困難なものだ。だからこそ、到着した時の喜びは代えがたい。けれど、たとえそこが険しいワインディングの果てでも、たとえ暗い森の中を延々と続くラフロードの先でも、XC60 D4となら困難ではなくなってしまうかもしれない。190psを発揮する2l直4ディーゼルのもっともトルキーな領域を、緻密に制御された8段ATが、駆動力を落ち込み少なく繋いでいく。1.9トンもの車重を感じさせない低中速域での加速力は、目を見張るものがある。この逞しさのおかげだろうか。夜の闇の中、ひとりでいるはずなのに、心強い相棒 がずっとそばにいてくれるような気分になるのだ。
ボルボXC60 D4 税込655万9259円〜(ボルボ・カスタマーセンター Tel.0120-922-662)


写真=岡村昌宏  スタイリング=土田拓郎  文=水谷浩明  モデル=Nik

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



advertisement