2020年の幕開けを飾るシチズンのハイライトは、なんといっても高品質を誇る代表モデル「ザ・シチズン」の25周年記念モデルだ。4半世紀の節目を祝うこのモデルの特別仕様がこれまたインパクト絶大。土佐和紙に金沢金箔を施したダイアルはいかにも慶事にふさわしい雅な表情を湛え、スーパーチタニウムのケースに施されたデュラテクトゴールドの色がさらに和の美を引き立てる。日本の伝統工芸とケース素材やエコ・ドライブムーブメントのハイテクが調和して、またとない世界を展開している。
正確な時刻表示、見やすさ、その使命の維持をテーマにして1995年に誕生した「ザ・シチズン」の25周年記念モデルは、さらに和の美を追求。年差±5秒の高精度エコ・ドライブと、キズがつきにくく美しい輝きを保つスーパーチタニウムも、まさにシチズンの独自技術を語る代名詞だ。ケース直径38.3mm、10気圧防水。500本限定。税別35万円。
この新作は、世界初のISO規格200mに対応した光発電GPS衛星電波時計。フル充電では光がないところでも約7年動き続ける長時間駆動や衛星電波受信機能をオフにするダイブモード機能など、実際に役立つ特色が充実。スーパーチタニウム、ケース直径47mm、200m防水。税別15万円。5月発売予定。
これまでのホワイトやブルーに続いて、金箔和紙ダイアルが登場するとは、まったくの予想外。千年の歴史を持ち世界でも最も薄いとされる土佐和紙の上に舞い散る金箔の繊細な美しさは比類なく、これぞ日本のメティエダール。日本好きの外国人にもぜひ見てほしい。
昨年の電波搭載に続き、今度は世界初の光発電エコ・ドライブGPS衛星電波のダイバーズを発表したシチズン。メーカーのこだわりが色濃く反映されたダイバ ーズウォッチは、防水に加えていつでも正確、しかも光発電。ある意味、実用時計として最強かも。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター[時計担当])
(ENGINE2020年5月号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
2024.09.14
LIFESTYLE
どこまでが家でどこからが屋外なのか? まるで庭で暮らすような家 雑…
PR | 2024.09.02
CARS
唯一無二の新しいスター、アルピーヌA110で青春を取り戻せ モータ…
PR | 2024.09.04
LIFESTYLE
南船場にあるカッシーナ・イクスシー大阪店がリニューアル! スタイル…
PR | 2024.08.02
CARS
想定外! 目からウロコのベスト・ゴルフカー、ルノー・アルカナE-T…
PR | 2024.08.30
WATCHES
高島屋の保証書がついたスピードマスター アポロ XI 25周年記念…
2024.08.25
LIFESTYLE
Lamborghini Revuelto × TOD’S スタイリ…
advertisement
2024.09.15
スポーツカーの時代が来る! 『間違いだらけのクルマ選び』の著者、島下泰久が選んだ「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」のランキング 1位はドイツあのクルマ
2024.09.14
2WDと4WD、どっちが本当の911なのか? 世界最高、最速の、ポルシェの絶対テスト・ドライバー、ワルター・ロールに聞いた!【エンジン・アーカイブ「蔵出しシリーズ」】
2024.09.14
どこまでが家でどこからが屋外なのか? まるで庭で暮らすような家 雑木林のある2000平米の敷地に建つ驚きの住まいとは?
2024.09.10
【エンジン・アーカイブ「蔵出しシリーズ」】2008年、誕生したばかりの日産GT-Rに乗って徳大寺有恒は何を思ったか? 「まさか、こんなクルマに乗れるとは!」
2024.09.17
このスポーツカーが楽しむためのクルマの結論! モータージャーナリスト、塩見智の「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」のランキング その1位は?