今回のクルマは、日本市場におけるアウディ初のフルEVとなる"Audi e-tron Sportback"。合わせた服は、サステイナブルな再生ナイロン繊維「ECONYLⓇ」を使用した、プラダの「Re-Nylon」のウェア。アウディは全世界の主要な市場において2025年までに20モデル以上のフルEVを発売し、PHVも含めた電動化モデルの販売台数を全体の40%にすることを目指している。一方、プラダは2021年末までに、すべてのバージンナイロンを再生ナイロン繊維ECONYLⓇに転換することを目標としている。クルマ、ファッションと分野は違えども、サステイナブルな社会の実現に取り組む、2ブランドの共演だ。
近年アウディが推し進めてきた電動化戦略の名称である"e-tron"を車名に掲げた、アウディ初の量産型フルEV。オーソドックスなSUVスタイルの"Audi e-tron"と、流麗なルーフ・ラインを持つSUVクーペ風の"Audi e-tron Sportback"の2タイプがあり、欧州ではAudi e-tronから販売が開始されたが、日本市場では最新のAudi e-tron Sportbackから導入される。スタイリングはe-tron専用デザインを有するものの、Q3やQ5など内燃機関を積むほかのモデルとの違いを強調しすぎないのがアウディ流だ。モーターは前後に1つずつ、計2つ配され4輪を駆動する。95kWhの電池はすべて床下に配置。航続可能距離はフル充電で400㎞以上を誇る。全国2万1700基の充電スタンドを利用可能で、急速充電ステーションを30分利用した場合、航続可能距離約117㎞の充電ができる。今回の撮影車両はバーチャルエクステリアミラー仕様車。車両本体価格1327万円〜(税込)
問い合わせ=アウディ ジャパン/アウディ コミュニケーションセンターTel.0120-598-106(9:00〜19:00)
ファッション・ディレクター=祐真朋樹 写真=秦 淳司 グルーミング=JUN GOTO モデル=Reuben
(ENGINE2020年11月号)
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