コンパクトSUV “フィアット 500X ” から、デニムブルーをイメージした限定車 “インディゴ” が登場。500X スポーツを愛用している、元プロサッカー選手の鈴木啓太さんにドライブしてもらい、その魅力を語ってもらった。
この日は九十九里(千葉県)でのロケ。普段はセダクション レッドの 500X スポーツ を愛用している鈴木啓太さんが 500X インディゴ をひと目見てこう話した。
「めちゃかっこいいです! マットカラーって威圧感を感じることがありますが、インディゴのマットジーンズ ブルーは 500X のフォルムとよくマッチしていて、大人っぽいスマートなイメージですね。ボクが乗っているセダクション レッドも、明るめのレッドでヘルシーなイメージ。どちらも絶妙な色味で、イタリア車ならではのカラーだと思います」

早朝、霧が立ち込めるなか、九十九里の海沿いを走った。
「やっぱり、500X は加速力があってハンドリングもしっかりしていますね。視線も高めで見やすく、今日みたいに路面が少し濡れている状況でも、安心して運転できます」
同じフィアット グループの ジープ レネゲード とプラットフォームを共用する 500X はボディ剛性が高く、高速走行でも安定感がある。500X インディゴ は、500X クロス がベースとなっている。一方、鈴木啓太さんが愛用する 500X スポーツ は500X クロスより足回りが硬めにセッティングされていて、ハンドリングもよりクイックになっている。
しかし、鈴木啓太さんは「あまり違いは感じなかった」と言う。その理由は インディゴ は ベース車 クロス より1インチサイズアップした18インチアルミホイールを装着していて、よりスポーティに仕上げられているからだろう。クロス17インチ、インディゴ18インチ、スポーツ19インチと、インチアップして乗り味に変化をつけているところが 500X シリーズのこだわりの1つといえる。



プロサッカー選手として浦和レッズ一筋、日本代表としても活躍した鈴木啓太さん。5年前に引退する直前に、腸内環境の研究を基とした事業を展開するベンチャー企業を創設、現在は代表として多忙な日々を送っている。
「夢見ていたサッカー選手になれましたが、現実は厳しい勝負の世界でした。今になってようやく、本当に夢のような世界にいたんだって、実感できるようになりました。優勝や日本代表入りも果たせましたが、引退して最後に残ったのはファン、サポーターです。今でも浦和の居酒屋へ行くと、サポーターたちがビールをおごってくれるんです」

選手時代、調理師だった母親のアドバイスを受け、腸内環境を整えることを意識して体調管理をしていたという。その経験を元に、現在はアスリートだけでなく一般の人たちの健康に貢献することを目指している。
「ボクはこれをやりたいと思ったら、実行してしまうんです。ビジネスとして考えるとまだ2合目くらいですが、多くの人たちに支えられてこの事業を進めています」
鈴木啓太さんは大のクルマ好きで、これまでスーパースポーツカーや1960年代のアメリカ車など「自分が乗りたいクルマ」を乗り継いできたという。
「ハイスペックなクルマや古いクルマも好きですが、最近は環境にも配慮したいと思うようになりました。そんなとき、友だちが乗っていた1960年代の500(チンクエチェント)を見て、新しい500に乗ってみたいなと。でも子供がまだ小さかったので使い勝手を考えて、500X スポーツを選びました」
「500にはその歴史に惹かれます。クルマが大衆化していく時代、先人たちが当時最高峰の技術を駆使して作り上げた結晶です。現在の500や500Xもそのフォルムだけじゃなくて魂も引き継いでいる--。そんなところに魅力を感じます」



鈴木啓太さんのドライブは、走り出しやブレーキングがとても丁寧でスムーズ。視界の悪い十字路では、きちんと停止して、まるで360°見渡すかのように左右を目視する。ボランチとして活躍した選手時代、冷静にピッチを見渡し、状況判断をしていく、そんな姿を思い出した。
全長×全幅×全高/4280×1795×1610㎜
エンジン/1.3リッター 直列4気筒 マルチエア
16バルブインタークーラー付ターボエンジン
最高出力/151ps
最大トルク/270Nm
駆動方式/前輪駆動
WLTCモード燃費/13.4km/L
タイヤサイズ:225/45R18
全国メーカー希望小売価格(税込)/347万円
※全国限定150台
鈴木啓太(すずき・けいた)さん/1981年生まれ。静岡県出身。2000年浦和レッズに入団、ほどなくレギュラーとなり2006年、2007年にはJリーグベストイレブンに選ばれる。同時期に日本代表入り。オシムジャパンの中核として、唯一全試合スタメン出場した。2015年引退まで浦和レッズ一筋でプレーした。同年、自らのアイデアで、腸内フローラ(腸内細菌の生態系)の研究・製品開発を行うベンチャー企業を創設。現在「AuB(オーブ)」の代表取締役社長として、新たなる夢にチャレンジしている。
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文=山元琢治(ENGINE編集部) 写真=岡村昌宏 スタイリング=満園正明 グルーミング=HIROKI
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