2020.12.05

WATCHES

シチズン/年差±1秒時計の第2弾は待望のスティールモデル

2020年下半期、新作時計速報! 恒例の時計フェアは中止になっても、ジュネーブや上海、そして東京での個別発表に加えて、オンラインでも新作時計が続々リリースされている。時計はいつも活力をくれる一種のビタミン。元気カラーでお洒落、ハイスペックと3拍子揃ったこんな最新モデルに注目だ。



世界に衝撃を与えたシチズンの先端技術といえば、地上電波や衛星からの時刻情報に頼らずスタンドアローンで年差±1秒という世界最高精度を実現するエコ・ドライブ ムーブメントのCal.0100。これを搭載した昨年のファーストモデルに続いて、早くも初めてステンレススティールモデルが発表された。1秒を正確に表示する厳格なダイアルも見どころ。


CITIZEN(シチズン)/ザ・シチズン Cal.0100 ステンレスモデル
ファーストモデルの基本デザインを引き継ぎながら1.5㎜サイズアップした39㎜ケースを新たに採用。微細なガラス粉をまぶしたブルーダイアルは美しいキラメキを放つ。光発電エコ・ドライブ。ステンレススティール。5気圧防水。税別70万円。


CITIZEN(シチズン)/チタニウム技術50周年記念モデル SATELLITE WAVE GPS F950
1970年からチタンを使い、技術を磨いてきたシチズンの集大成となる記念モデルはエッジのきいた直線的で立体的な造形が特徴。独自の表面加工技術も素晴らしい。エコ・ドライブGPS衛星電波時計。ケース直径47.5㎜。世界限定550本。税別50万円。


文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)
(ENGINE2020年12月号)

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