2021.03.29

CARS

エンブレムの大蛇がモチーフ アルファ・ロメオ・ジュリアの限定車デビュー

アルファ・ロメオからコンパクト・セダンのジュリアに特別仕様車、2.0ターボ・ヴェローチェ・ヴィスコンティ・エディションを設定。45台限定で発売された。






110余年の歴史をオマージュ

ヴィスコンティ・エディションの外観におけるトピックは、ボディ・カラーに採用されたヴィスコンティ・グリーンメタリックと呼ばれる専用色だ。アルファ・ロメオのエンブレムには、創業地であるミラノをかつて支配していたヴィスコンティ家の紋章に描かれた「ビッシオーネ」と呼ばれる大蛇が緑色で描かれている。ヴィスコンティ・グリーンメタリックは大蛇の緑をモチーフにしたもので、110年以上に及ぶアルファ・ロメオの長い歴史への敬意を表現している。


また、ブレーキ・キャリパーをレッドからイエローに、フロント・グリルのフレームやドア・ミラーをブラックにするなど、外観の各パーツに通常モデルとは異なる色に変更。さらにエンブレムにはダークな色調、ホイールのセンターキャップにはモノトーンを取り入れている。






インテリアは、緑とのマッチングに優れるタン色のレザーを用い、グレーオークのウッドパネルをあしらうことで、エレガントでラグジュアリーな雰囲気を演出。また、室内に光を採り込むサンルーフが特別装備されている。


ベース・モデルは2.0リッター高出力モデルのヴェローチェで、280ps/400Nmの2.0リッター直4ターボと8段ATを搭載する後輪駆動モデルだ。価格は619万円。ベース・モデルよりも21万円高い設定となっている。






文=関 耕一郎


(ENGINEWEBオリジナル)

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