2023.09.03

CARS

可変ダンパーでアルファらしい走りを実現 ジュリアとステルヴィオに伝統の名を持つ限定車が登場

アルファ・ロメオが、Dセグメント・サイズ・セダンの「ジュリア」とそのSUV版と言っていい「ステルヴィオ」に限定車の「コンペティツィオーネ」を設定した。これまでもさまざまなモデルに使用されてきた、イタリア語で「競技」を意味する車名を冠したモデルだ。

エンブレムや刺繍で差別化

エクステリアではフロント・フェンダーに専用エンブレムを配することで限定車であることを主張。インテリアはブラックが基調で、ステアリング・ホイールやダッシュボード、シート、シフト・レバーといったレザーを用いた箇所に赤い糸のステッチが施される。さらに前席ヘッドレストにはアルファ・ロメオのロゴと赤いアクセントを加えた「コンペティツィオーネ」のレタリングが刺繍される。



クアドリフォリオのシステムを導入

メカニズム面ではアルファ・アクティブ・サスペンションの採用がトピック。最上位グレードで最速最強モデルの「クアドリフォリオ」に搭載されるシステムで、電子制御の可変ダンパーが4輪の減衰力を路面状況に応じて独立にコントロールすることで正確なハンドリングと優れた快適性の両立を図る。

ベース・グレードは280ps/400Nmの2.0リッター直4ガソリン・ターボを搭載する「ヴェローチェ」。外装色はアルファレッドを各42台、さらにジュリアには10万円高のブルカノブラックを18台用意する。

発売は9月9日。価格はジュリアが700万円、ステルヴィオが848万円となっている。



文=関 耕一郎


(ENGINE WEBオリジナル)

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