菅原 茂のイチオシ/カルティエタンク マストウォッチソーラービートTM 50万500円
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いつまで続くのか物価高に円安。時計もだんだん遠ざかっていくかのような気がする今日このごろ。しかし高品質で近づきやすい価格の時計も実際にたくさん存在しているのもまた事実。技術の進歩により、ムーブメントの進化と高性能化、外装の洗練は格段に進み、いわゆるミドルレンジにおいても高額品に肩を並べるモデルは少なくないのだ。そこで最近のモデルの中から“価格を超えた価値”ある時計をエンジン時計委員会が厳選。日常生活で着けて楽しむのに最適な7モデルから、今回はカルティエのソーラー・ウォッチを取り上げる。さて、あなたならどれを手に入れる?菅原 茂のイチオシCARTIER カルティエタンク マストウォッチソーラービートTM 50万500円オールラウンダーにして永遠のスーパースターコロナ禍の2021年春、ジュネーブW&Wで強く印象に残ったシーンがある。カルティエの現CEOで、かつてカルティエジャパンのマネージング・ディレクターを務めたシリル・ヴィニュロンさんによる新作発表だ。
サステナブルなラグジュアリーの一例として彼が紹介したのが「タンク マスト」である。クラシカルなデザインを活かしたコレクションには、自動巻きや新たに導入した長時間駆動の新型クォーツ・ムーブメントのみならず、なんと新たに開発したソーラー・ムーブメントによる初のモデルまで加えた。このモデルはさらに、ストラップにリンゴ由来のエコな植物素材も使用していて、まるでSDGsステートメントのように思えた。自動巻き、クォーツ、ソーラーの3種類、サイズも豊富な新しい「タンク マスト」は、デザインや外装仕上げもかつての「レ マスト」より洗練され、高級感は申し分ない。そして敷居の高くない手頃価格なのだから、間違いなく価値あり! 「タンク」は、年齢や性別のみならず、服装や場面も問わず着けられる最高のオールラウンダーにしてけっして古びないスーパースター。本当にそうなのだから、時計好きなら「必携」の1本だ。文=菅原茂(ENGINE2023年12月号)
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