2024.01.10

CARS

アバルトのエントリー・モデルをオープン+MTで楽しむ F595のオープン仕様「F595C」を160台限定販売

先日ブランド初の電気自動車=バッテリーEV(BEV)の「アバルト500e」を発売したアバルトが、BEV発売後も継続販売しているガソリン・モデルの「F595」をベースにした限定モデル「F595C」を発売した。

通常モデルにはないオープン・ボディを採用

F595はイタリアとドイツで開催されているフォーミュラ4用ユニットのベースとなっている1.4リッター直4ターボに5段MTを組み合わせたアバルトのエントリー・モデル。通常はハッチバックのみだが、今回のF595Cは開閉式のキャンバストップを備えたオープン仕様となる。



ビーツ製プレミアム・サウンドシステムを搭載

電動開閉式のソフトトップはブラックで、同色のルーフスポイラーとデフロスター付きのガラス製リア・ウインドウを装備。さらに、通常は上級モデルの「695」シリーズにのみ搭載されるビーツ製プレミアム・サウンドシステムを採用している。また前席にはバニティミラーが設置された。

エンジンは165ps/210Nmの1.4リッター直4ターボで、走行モード切り替え装置で「スポーツ」スイッチをオンにすると最大トルクが230Nmへアップする。エグゾースト・システムはF595専用レイアウトの「レコードモンツァ」で、左右2本ずつのテールパイプがハの字状に並ぶ。



コニ製FSDダンパーを装備

サスペンションはコニ製FSDダンパーを前後に装備。ブレーキはフロントにドリルド・ベンチレーテッド・ディスクと高性能パッド、リアにドリルド・ディスクを装着している。

ハンドル位置は左、右ともに用意され、ボディ・カラーはそれぞれに赤系のロッソ・パッシオーネとグレー系のグリジオレコードを設定。各車40台、合計160台が販売される。

価格は475万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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