2024.12.17

CARS

【俺の年収の壁も撤廃希望! 800~1000万円新車】第1位は日下部保雄が「その昔に憧れ、今その志を受け継いだミドシップに乗れるのは幸せだ」と尊むあのクルマ!

今年もあとわずか! 時代を映し出す2024年の新車の中から、いま買っておくべきクルマを価格帯別で順位をつけ、この1年のクルマ事情を振り返る。「2000万円以上」から「200万円以下」までの9つに分けて、それぞれの上位10台を発表していく。今回は「800~1000万円台」篇。価格高騰で発売当時より値上がりしてしまったものが多いが、それでもクルマ好きを満足させる各ブランドの実力車が勢揃い。今年日本再上陸を果たしたばかりの、あのスポーツEVもランクイン!

※購入可能な車両及びその本体価格は、2024年7月現在のものです。

2024年の今だからこそ買いたい「800~1000万円台」新車ランキング

■24年版「1000万台」で欲しい新車ランキングはこちら


10位 アウディRSQ3(スポーツバック含む)
スポーツバックのスタイリングは最高に好み。標準モデルはややアンダーパワーで、そうなると、
もうこれしかない。(小川フミオさん)


10位 アウディRSQ3(スポーツバック含む)


9位 ポルシェ718ボクスター(4気筒)
ある意味でケイマンGTS 4.0とは対極にあるスポーツカーの頂点。操る楽しさ、速さ、開放感を実用
性、所有欲とともに満たせる1台。4気筒でも十分。(藤原よしおさん)

9位 ポルシェ718ボクスター(4気筒)


8位 アウディRS3(スポーツバック含む)
コンパクトなサイズのボディに、2.5リッター直列5気筒を搭載した走りはまさに痛快そのもの。アンダーステア知らずのハンドリングも見逃せない。(生方 聡さん)

8位 アウディRS3(スポーツバック含む)

7位 ポルシェ・マカン(EV除く全て)
すでに熟成されたSUVであるが、マカンはカイエンとは異なり、スポーツカーのDNAを持っている。エンジンはアウディゆずりの縦置き。コクピットに座った瞬間に、マカンTに恋をした。身体がすっぽりとシートに馴染んだのだった。(清水和夫さん)

7位 ポルシェ・マカン(EV除く全て)


6位 マセラティ・グレカーレ(全て)
グランツーリスモ系SUVの中では個人的にピカイチ。サイズがそこそこいいし、4気筒でも存分にマセラティだ。MHEVまわりの構造が“らしい”のも感動的。(嶋田智之さん)

6位 マセラティ・グレカーレ

5位 メルセデス・ベンツEクラス(全て)
最長112kmを走ることができるプラグイン・ハイブリッドモデルは低重心ゆえの安定性。その静粛性とモーター特有の高トルクで余裕の走り。大人のPHEVだ。(松田秀士さん)

5位 メルセデス・ベンツEクラス


4位 ランドローバー・ディフェンダー(全て)
自動車が持つ冒険的な楽しさを明快に体現する、という点では世界最高峰にあるクルマ。ワイルドに過ぎない雰囲気も、ランドローバーならではだろう。(武田公実さん)

4位 ランドローバー・ディフェンダー


3位 BMW M2クーペ
武闘派のスポーツモデルを手元に置いておきたいならM2クーペでしょう。今や希少になったマニ
ュアルミッションを選べるのもステキでございます。(国沢光宏さん)

3位 BMW M2クーペ


2位 ヒョンデIONIQ 5 N
電気ならではの強烈な加速力のみならず、ハンドリングも独特かつ秀逸なハイパフォーマンスモデ
ル。SUVの見かけからは予想できない走りが痛快。(佐藤久実さん)

2位 ヒョンデIONIQ 5 N


1位 アルピーヌA110(全て)
その昔軽量スポーカーのA110に憧れ、今その志を受け継いだミドシップに乗れるのは幸せだ。作り手側の意思がダイレクトに伝わる。(日下部保雄さん)

1位 アルピーヌA110

各ブランドの個性が強く出たモデルが、ボディ・タイプを問わず勢揃い。大台が迫るこの価格帯に、このランキングのもととなった雑誌『エンジン』の「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングズ」の総合2〜4位が並んだ。「いい・悪い」ではなく、「身銭を切ってでも欲しいかどうか」、「そのクルマにどれだけ大きな愛情を注げるか」に加えて、今年はオリンピックイヤーにちなんで「時代のトップランナー」も選考テーマとした。44名のホット100選考委員のジャーナリストと編集部員、そして今年もEPC(エンジン・プレミアム・クラブ)会員が加わって、2024年の今だからこそ買いたいと考える20台にポイントをつけて投票し、新車で買える注目の100台を選んだ。クルマの価格帯は投票を行った2024年7月時で最も安いグレードの価格で選別した。

■24年版「1000万台」で欲しい新車ランキングはこちら

(ENGINE2024年9・10月号)

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