2024.12.26

CARS

なんと舞台は国立競技場! 130台のランボルギーニが集結 圧倒的迫力のランボルギーニ・デイ・ジャパン

注目のニューモデル、テメラリオのアジア・プレミアは、やはり最高潮の盛り上がりを見せていた。

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過去最大規模の「ランボルギーニ・デイ・ジャパン」が国立競技場で開催された。当日は130台ものランボルギーニが都内をパレードランする圧巻の光景も。現場を目撃したモータージャーナリストの山崎元裕がリポートする。

国立競技場という最高の舞台

ランボルギーニは、2024年11月30日に、東京都新宿区の国立競技場で、同社のイベントとしては最大級の規模となる「ランボルギーニ・デイ・ジャパン」を開催した。2020年東京オリンピックのメイン会場となったこの施設で、同様のイベントが行われたことにはもちろん前例はなく、特にランボルギーニのような比較的規模の小さなメーカーがその開催を実現したことは大きな驚きだった。

今回のランボルギーニ・デイの会場は国立競技場。当日は130台ものランボルギーニがここに集まり、テメラリオのアジア・プレミアを始め、さまざまなプログラムを楽しんだ。


だがランボルギーニには、どうしても国立競技場という最高の舞台で今回のランボルギーニ・デイを行いたいという理由があった。それはPHEVのシステムを搭載した新型スーパースポーツ「テメラリオ」のアジア・プレミアを行うためで、実際その会場には日本以外にも、アジアやヨーロッパからのゲストの姿もあった。


ランボルギーニ・オーナーの多くは、港区の東京プリンスホテルでランボルギ ーニ社の会長、兼CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏のスタート旗を合図に都内をパレードランして国立競技場を目指す。その台数はランボルギーニの発表によれば130台。その中にはもちろん、クラッシックモデルも含まれ、まさに動く博物館といった印象そのものだ。

国立競技場でのプレスコンファレンスを終えたヴィンケルマン氏は急ぎ移動し、130台のランボルギーニがスタートするのを、スタート旗とともに見送った。


国立競技場には、テメラリオのほかにも、さまざまなブースが設けられ、ランボルギーニの世界が演出されていた。クラッシ ック部門のポロ・ストリコからは、400GTやエスパーダ、ウラッコ、ジャルパ、ディアブロSE(イオタ・キット付き)などが展示され、またこれまでに誕生した貴重な限定車も姿を現した。カウンタックLPI800-4や、シアン・ロードスターなどがその代表的な例だ。さらにはトッズやオーディオテクニカ、それに子会社のドゥカティなど、ランボルギーニに関連する一流ブランドのプロダクトの魅力を伝えるコーナーも用意された。



テメラリオの登場で、ラインナップの全車をHV化することに成功したランボルギーニ。この先に待つのはBEVとして開発されるランザドールの誕生だ。すでにそれが2ドアGTであるところまでは、イベントに先立って行われたインタビュ ーでそれを認めたヴィンケルマン氏。その時のランボルギーニ・デイはさらに華やかさを増すことは確実だろう。

文=山崎元裕 写真=アウトモビリ・ランボルギーニ

(ENGINE 2025年2・3月号)

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