2025.01.29

CARS

ヒロミさんプロデュースのモデルも登場、三菱トライトンを4種類のニーズでカスタマイズ

12年ぶりに日本市場へ導入され、人気が盛り上がっている三菱のピックアップ・トラックの「トライトン」。東京オートサロン2025の三菱ブースでは、4台のトライトンが存在感を示した。

街乗りを意識

まずは、ブランドアンバサダーであるタレントのヒロミさんがカスタムした車両。街乗りを意識して、車体を限界ギリギリまでローダウン。メッキ・パーツにはマットカラーのラッピングを施した。フロントやルーフ・エンドなどにはエアロパーツを装着し、アグレッシブなスタイリングに仕上げている。

ホイールはレイズ製TE37、ブレーキ・キャリパーはプロジェクトμと、スポーツ・モデルの定番的アイテムをチョイス。タイヤはウェット性能にも配慮した、SUV専用のトーヨー・プロクセスST IIIを装着している。リア・サイドに突き出たエグゾーストも個性的だ。



トライトンカスタムコンテストの最優秀賞受賞車

2台目のカスタマイズ・カーは、「トライトンカスタムコンテスト」の最優秀賞受賞車。パーツ・メーカーやチューニング・ショップが手掛けた車両を一般投票で審査し、選ばれたのはフレックスドリームの作品だった。

FTポーターエンデューロと銘打ったそれは、4WDとしての走行性能を損なわず、普段の足に利用可能なキャンパーに仕上げたという。荷台部分の居住空間には、エアコンやヒーターをはじめ、ダイニングやキッチンも設置。天井にはソーラーパネルを取り付け、災害時にも役立つ仕様とした。



レッドブルのDJ仕様

3台目は、荷台にDJブースを搭載したイベントカー。パートナーシップを締結しているレッドブル・ジャパンが主催するダンスイベントなどで音楽を流すために製作されたクルマ。オートサロンでも実際にDJプレイが披露された。



アジアクロスカントリーラリー2024参戦車

そして最後は、ブースの壁を突き破ったかのようなド迫力の展示で注目を集めた、アジアクロスカントリーラリー2024参戦車と同仕様の車両。前年の参戦結果に基づき、高速ステージで大排気量のライバルに対抗できるように動力性能を強化したという。

トランスミッションは6段シーケンシャルで、クスコ製のLSDや減衰力調整式ツインダンパーを装備。ホイールはワーク製の17インチで、タイヤはヨコハマM/T G003ジオランダーを履く。また、ワイド・フェンダーを装着してトレッドを拡大し、リア・サスペンションは形式を変更。バランスのよさを活かしつつ、悪路での速さも実現した。

多様な仕様を揃えたトライトン。カスタマイズやアウトドア・ユース、モータースポーツなど、さまざまなニーズに応えるヒントを提供し、ピックアップ人気を刺激しそうな展示だった。



文=関耕一郎 写真=宮門秀行、三菱自動車

(ENGINE WEBオリジナル)

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