2025.03.01

LIFESTYLE

ライカ史上最速! 最大30コマ/秒で追随するAF搭載の新機種、ライカSL3-Sが登場

AF/AE追随撮影能力30コマ/秒が可能なライカSL3-S。2400万画素の裏面照射型フルサイズセンサーを搭載。

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独自の画質とデザイン性で評価の高いミラーレスシステム、ライカSLシステムに、スピードを追求し瞬間を捉えることの重要性に応える新機種ライカSL3-Sが登場。

ライカSLシステムは、ライカLマウントを採用したレンズ交換式のミラーレスシステムカメラだ。

6K/3:2オープンゲート記録、ISO感度50-200000、ライカLマウント、各種インターフェイス対応により、クリエイティブなビジョンを実現するための柔軟性と無限の可能性、さまざまな状況下において卓越した写真・動画性能を発揮する。

初号機の発売は2015年でおよそ10年の歴史を持つ。第2世代のライカSL2で動画特性や速写性に優れた派生モデル、ライカSL2-Sが登場した。ライカSL3-Sも同様のコンセプトで、既発売のライカ SL3の6000万画素センサーに対し、2400万画素センサーを搭載することで静止画・動画ともに迅速な撮影を遂行することを可能にしている。



1カットのデータ量を軽量化することで、フルオートフォーカスで最大30コマ/秒の連続撮影を実現。これまでにない高速性を誇るとともに、最先端のアルゴリズムを採用した高精度の合焦技術と物体認識により、被写体をスピーディーで確実に捉える。

2400万画素という数値を過小評価してはならない。これは印刷媒体でもA3ノビまで対応する解像度であり、PCのモニターやタブレットに表示するなら潤沢な情報量だ。

むしろ超高画素のセンサーよりも画素ピッチが大きいので、低照度での性能は向上する。だから1/24秒より遅いシャッターを切ることができない動画撮影においてもスムーズで芳醇なライカ画質で撮影することができる。

このことに加え、レンジファインダーカメラのライカMシステム用のMFレンズで撮影を楽しむ場合にも、ダイナミックレンジの広い撮像素子の特性がレンズの個性をより魅力的に描写してくれる。

本機はAFでのスピード感あふれる撮影だけでなく、マニュアル操作の落ち着いたペースでの撮影にも好適なのだ。

文=ガンダーラ井上

(ENGINE2025年4月号)

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