2025.05.25

CARS

前代未聞のモータージャーナリスト犬!? 島崎七生人さん(自動車評論家)の愛犬、柴犬シュンの笑っちゃう特殊能力とは?

モータージャーナリストの島崎七生人さんと奥様の愛さんと特殊能力(?)を持つ愛犬のシュン君。

全ての画像を見る
たとえ少々中が狭いフィアット500でも、どんなにやんちゃなワンコだったとしても、モータージャーナリストの島崎七生人さんと奥様の愛さんはなんのその。島崎家の500の車内と荷室は、お手製の愛犬シュンくん専用グッズをはじめ、2人と1匹が快適に過ごすための様々なアイテムがいっぱいだった。

なくてはならない“癒やし”の存在

チンク&シュン。こう書くと何やらそういうコンビ名の芸人の話でも始まるのか? と思われそうだが、チンクはもちろん3代目の、先日惜しくも生産を終えた875ccの2気筒エンジンのフィアット500のこと。そしてシュンとは、飼い犬で3歳になるオスの柴犬の名だ。いずれも、我が家にとってなくてはならない“癒やし”の存在である。



チンクは中古で見つけ、乗り始めてかれこれ10年目となる“パンナ”という限定車で、それまでのアルファ・ロメオ166に代わり乗り始めた。実はチンクそのものはこれが2台目で、以前にもボサノバ・ホワイトの1.2リッター直列4気筒モデルに乗っていたことがある。このクルマのコンビニに乗りつけてもサマになる気取らなさが性に合っているのかなぁ、と思う。

モモのウッド製シフトノブ、カロのフロア・マットは昔から愛車を仕立てる際に使う定番アイテム。


今のパンナは、ニューエイジ・クリームと呼ぶカタログ・モデルにないベージュのボディ色とブラウンのフラウ社製レザー・シートが選ぶ際の決め手だった。で、1台目はほとんど“吊るし”だったのに対して、このパンナはありとあらゆるところに自分で手を入れている。まあ見る人が見れば……という箇所ばかりだが、機能パーツではシート・ヒーターを組み込んだり、見えないところではオーディオもフォーカルのスピーカーに替え、天井やドア、リア・ハッチなど内張りを外しアウター・パネルの裏側から制振材、吸音材を貼り込むなどしてある。別の限定車のクラシックな“FIAT”エンブレム、ボディ同色キー・カバー、フロント・ブレースバー、ビルシュタインのダンパー、シート表皮と同色のセンター・アームレストやシフト・ブーツなども装着。チンクのようなカジュアルなコンパクト・カーは、構造がシンプルだった昔の家電のように、自分で分解してイジることへの心理的抵抗感が小さくて済むのもいいところだ。

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement