2025.08.05

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これぞカレラ!進化したブレスレット採用で完成度が高まったタグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ

新しいけどヴィンテージ感を楽しめるタグ・ホイヤー カレラ

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ケースはやはりトレンドの小径か。ブレスレットか、ストラップか、文字盤は定番の黒白青か中間色か、機械式ムーブメントは魅力的だがクォーツの精度と利便性も見逃せない。より柔軟・自由な”新基準=ニュースタンダード”によって、今の自分にふさわしい一本を選びたい。時計選びに悩んだときはENGINE時計委員のコメントをご参考に!

世界中で人気を博す看板クロノグラフが、ルックスも装着感もよい新型ブレスレットを得た|タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ

2023年から導入された新デザインの「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」で、ブラックダイアル×ホワイトサブダイアル、通称“逆パンダ”のトリコンパックスは、1960年代の希少なダイアルデザインに数えられる「Ref.2447 NS」からのインスピレーション。

最新作では、当時のスタイルを再現する“ビーズオブライス”ブレスレットも装備。細かなリンクを精巧に組み立てたブレスレットがモダンな新世代「カレラ」にヴィンテージの味わいをプラスする。

自動巻き。自社製キャリバーTH20-00。約80時間パワーリザーブ。ステンレススティール、ケース直径39mm、100m防水。105万6000円。



7連ブレスを得て死角なし 細田雄人

元々、文句なしの傑作だった逆パンダのグラスボックス。クラシカルな7連の“ビーズオブライス”ブレスレットが加わって、ますます死角がなくなった。

1960年代の“2447 NS”顔を持つ同作と、同年代の意匠を再現した新ブレスレットの相性の良さは言わずもがなだ。ところで、両者のコンビネーションでは見栄えの良さに注目しがちだが、実は装着感でも大きく進化を遂げている。

人間工学を謳うだけあり、テーパーを控えめにして、ヘッドとテールのバランスを取っているため、腕の収まりが非常に良いのだ。また、バックルをバタフライ型にし、厚みを大幅に抑えたため、デスクワーク時の使い勝手も大きく向上したはずだ。

気品とレトロ感増す新ブレス 高木教雄

「これぞ、カレラ!」。2023年の新作を見た瞬間、思わずそう言葉を漏らした。ケース径は39mmでベゼルレスのグラスボックスの組み合わせは、まさに原点回帰だったからだ。

大きく立ち上がったグラスボックスの隙間を埋めるために新装備されたタキメーターを配したインナーベゼルは丸みを帯びて色気もあって、さらに才媛キャロル・フォレスティエ・カザピが改良を加えた新型“Cal.TH20-00”搭載である。これは人気が再燃すると確信し、それは事実となった。

そこに今年追加された“ビーズオブライス”ブレスレットは、1960年代当時の姿が忠実に再現され、レトロにしてエレガント。3本の光のラインを織り成す小リンクは、華奢だがガタがないのがお見事!

問い合わせ=LVMHウォッチ写真=奧山栄一 ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー Tel.03-5635-7030

(ENGINE2025年9・10月号)