2025.08.06

WATCHES

機械式時計は繊細な時計!使用するときの注意点や着用後の保管方法のコツを解説

機械式時計の取り扱いには注意が必要?!

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時計の姿勢差を利用して時刻を調整することもできる

機械式時計は、同じモデルであっても個体差があり、1日あたりのズレ(日差)にも個性がある。

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例えば、文字盤を上にした状態で1日置いておくと、進み気味になる時計もあれば、遅れ気味になる時計もある。このように機械式時計には、それぞれに個性があるのだ。

この個性をうまく利用すると、機械式時計の時刻修正の手間を減らすことができる。その方法とは、姿勢差(時計の向きによって精度が前後する性質)を利用した時刻調整方法だ。



姿勢差はそれぞれの時計で異なる。例えば、文字盤を上にした状態の日差が+2秒・9時位置を下にして横向きにした日差が-3秒・文字盤を下向き(裏蓋が上向きになるようひっくり返した状態)にした日差が+5秒という時計もあれば、文字盤を上にした状態の日差が+5秒・9時位置を下にして横向きにした日差が-5秒・文字盤を下向きにしたときの日差が+10秒という時計もある。

この特性(個性)を利用すれば、1日の終わりに時刻のズレを電波時計などで確認して、時計によって異なる姿勢差にあわせて時計を保管することで、翌朝の時刻調整の手間を省くことができる。

ただし、姿勢差を利用して時刻調整するためには、その時計をどのような姿勢にしておくと、進みまたは遅れが発生するのかを知らなければならない。

なお、時計の姿勢差は同じモデルであっても異なるため、所有している時計を使って文字盤が上のときの日差などを調べるところから始める必要がある。

姿勢差を知るのに手間や時間がかかるが、時計ごとの姿勢差を利用した時刻調整ができるようになると、手動で時刻を合わせる手間を減らすことができる。

機械式時計を使用していて、手動の時刻調整頻度を減らしたいと考えている方は、姿勢差を利用した調整はおすすめだ。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)

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