46人のモータージャーナリストが「2025年のいま身銭を切ってでも欲しい」クルマを選ぶエンジンHOT100。還暦の今年は赤推しと言うモータージャーナリストの西川さんのマイHOT 20の1位は、このクルマだ!
モータージャーナリストの西川淳の選考理由「還暦記念、赤色の似合うクルマ」
私事で恐縮にございます。今年還暦を迎えるにあたり、これを通過点に今後も運転好きを魅了するクルマ選び道を邁進すべく、赤色の似合うと思うモデルを選んでみました。緑色や茶色といったジミ色が、たとえ派手なイタリアン・スーパーカーであっても好みなワタシですが、今年に限っては初心に戻り好きな赤推しで。もちろん運転して楽しく。
20位 ランドローバー・レンジローバー・スポーツ
SV一択。オクタ同様、そのアシの素晴らしさをたった二転がしで実感できる。もちろん赤はない。あったらそのマス感で最高に目立ってカッコいいのに。
19位 シボレー・コルベット
意外に赤イメージが薄い。けれども実はよく似合う。だってミドシップ・スーパーカーなんだもの。パワートレインの豊富さに脱帽。イチオシは次のZ06X?
18位 日産フェアレディZ
Zにもシンプルな赤の用意がない。スポーツカーにはフツウの赤だ!というわけで、オートマで気軽に乗って正解。回春剤にはならないけれど、それでいい。
17位 レクサスLC
国産車離れしたルックスと迫力のV8、近年のハンドリング向上で日本車史上サイコーのGTに。メタで深い赤があるけれど、これもまた自然な赤を見てみたい。
16位 マセラティ・グランカブリオ
素晴らしいGTであり、よくできたスポーツカーでもあった。大柄なグラマーボディゆえソリッドの赤が新鮮でハマる。トップと内装は濃いブルーとか。
15位 ベントレー・コンチネンタルGT/GTC
PHEVになって重くなったのに動きは軽快に。運転して楽しいクルマになった。ソリッドの赤にペイントするとベントレーの古参イメージもガラリと変わる。
14位 ランドローバー・ディフェンダー
90のV8推し。赤はないと思うので買ったらソッコー、赤フィルム。モダンクロカンデザインの到達点。なかでもショートが完璧。ショートのオクタが欲しい。
13位 アバルトF595
左ハンMTで赤いエンジン・アバルトを駆れば、センターラインをガンガン攻めるイタリアンに早変わり。アンチエイジングカーがあるとすればコレ。
12位 マクラーレン・アルトゥーラ
アルトゥーラのスタイルってシンプル&ダイナミックでとても赤が似合うと思う。静かさと爆発的な中間加速、しなやかな乗り心地に自由な前あし。傑作。
11位 マツダ・ロードスター
永遠のアイドルも例のキャンディっぽいのじゃなく、フツウの赤で乗ってみたい。ドライビング・ファンをこれほどシンプルに表現する現代車は他になし。