2025.10.13

WATCHES

高級時計の洗い方とは?ブレスレットやストラップの手入れについて解説

高級時計のブレスレットやストラップの洗い方とは?

全ての画像を見る
高級時計を少しでも長持ちさせたい、キレイな状態を保ちたい…このように考えているのであれば日々のメンテナンスや手入れが欠かせない。今回は、高級時計の中でも汚れが付着しやすいブレスレットやストラップの洗い方について解説する。

ブレスレットやストラップに付いてしまった汗や皮脂などは拭き取っておくのが鉄則

高級時計を身に着けていると避けられないのが汗、皮脂、汚れなどだ。これらをそのままにしておくと、いつの間にかブレスレットが錆びたり、ストラップが劣化したりしてしまう。

錆や劣化が進行してしまうと、せっかく手に入れた高級時計の見栄えが悪くなるだけでなく、装着感が悪くなったり、皮膚に悪影響を及ぼしたりすることもある。



そのため、高級時計は1日の終わりに汗や皮脂、汚れなどを拭き取っておくことが推奨されている。身につけるものだからこそ、毎日の手入れが重要なのだ。

では、具体的にどのような方法でブレスレットやストラップを洗えばよいのだろうか。ここからは、「ブレスレットの洗い方」と「ストラップの洗い方」に分けて解説していく。

高級時計のブレスレットの洗い方

高級時計の金属製ブレスレットの汚れの落とし方は、マイクロファイバークロスなど柔らかい布で拭き取るという方法だ。

ブレスレットの隙間に汚れが入り込んでしまった場合や海水につけた場合などは、水(真水)で洗ってから水分を布でふき取るという方法が推奨されている。



なお、時計本体に水がかかってしまうと時計内部に水分が入り込んでしまう可能性があるため、なるべく時計に水がかからないようにするとよい。

また、水でブレスレットを洗うときは、容器に溜めた水に浸して洗うようにすることをおすすめする。

時計によっては、シャワーを浴びても大丈夫というケースもあるが、このようなモデルは100m防水以上の防水性能を有しているタイプが多い。よって、時計の防水性能に応じて、洗い方を変える必要があるといえるだろう。

高級時計のストラップの洗い方

高級時計には、アリゲーター、カーフ、クロコダイルなどの革(いわゆるレザー)を使ったストラップタイプもある。

これらは水に弱い。つまり、汗にも弱いということだ。そのため、レザーストラップが装着されている高級時計は、ブレスレットのように水に浸すわけにはいかない。



よって、水がかかったり、汗で濡れたり、汚れが付着したりしたときは、なるべく早めに乾いた柔らかい布で拭き取ることがストラップを長持ちさせるコツだ。

装着されているブレスレットやストラップごとに異なるメンテナンス

ここまで解説してきた手入れの方法および洗い方は、あくまでも一般的なやり方となる。言い換えると、装着されているブレスレットやストラップによって手入れの方法や洗い方が異なるということだ。



そのため、高級時計を手にしたら、取扱説明書に目を通し、日々のメンテナンスや手入れ、ブレスレットやストラップの取り扱い方法についても確認しておくことがポイントだ。

ブレスレットやストラップの手入れをして、キレイな見た目を持続できるよう、日々の汚れ落としや時計磨きは行っておくとよいだろう。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement