2026.01.11

CARS

2026年も怒涛の新車攻勢 3台のニューモデルを投入するBYDが東京オートサロン2026で未来を語る

ジャパン・モビリティショーで発表され話題となっているBYD「ラッコ」。

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東京オートサロン2026で、現在販売している5つの車種に加え、ジャパン・モビリティショー2025で世界初披露した軽EVの「ラッコ」を展示したBYDはプレスカンファレンスで、今年導入を開始する3モデルについて明らかにした。

テスラを抜き、EV世界第1位

2025年に225万6714台のEVを販売したBYDは、テスラを抜き、見事EV販売世界第1位の座に輝いた。PHEVを加えた商用車を含む世界販売台数は460万2436台。NEV(新エネルギー車=EV+PHEV+燃料電池自動車)の販売においても世界第1位となっている。


日本市場でも躍進

日本市場では前年比プラス68%となる3742台を販売。輸入車ブランドでフィアットに次ぐ12位という結果を残している。ちなみに、最も売れたのはDセグメントEVの「シーライオン7」で1501台。以下、「ドルフィン」、「アット3」、「シール」、「シーライオン6」となっている。


ラッコの電池容量が明らかに

東京オートサロン2026でBYDがひな壇の中央に飾ったのはシーライオン6。EVのみの一本足打法で日本市場に挑んだものの、EV市場が想定以上に生育しないため、その打開策として導入された日本市場ではBYD初となるPHEVモデルだ。

さらに目玉として展示されたのがラッコ。ジャパン・モビリティショーのときはひな壇の上にあったが、今回も手を触れたり乗り込んだりはできなかったものの、立ち位置と同じ低い高さに置かれ、窓越しながら内装も確認できた。ちなみに今回のプレスカンファレンスでは、電池の容量と航続距離の概要を発表。スタンダード仕様が約20kWhで200km超、ロング・レンジ仕様が約30kWhで300km超を予定しているという。


軽自動車とPHEV

BYDオート・ジャパンの東福寺厚樹社長が登壇したカンファレンスでラッコの電池容量と航続距離以上にトピックだったのが、2026年に導入される3車種のニューモデルについてだ。

1台は7月に発売予定で今回も参考出品されているラッコ。2車種目はアット3の弟分でPHEVのパワートレインを持つ小型SUVの「アット2」。3車種目は同じくPHEVでステーションワゴン・スタイルを持つ「シール6」となる。アット2とシール6については前輪駆動のPHEVパワートレインを搭載すること以外、機能面や価格、発売時期など詳細に関しては明らかにされなかったが、2026年の後半、ラッコの発売後になるようだ。また、2026年のニューモデルには数えられなかったが、アット3も航続距離の延長などの大幅改良が行われたマイナーチェンジ・モデルが導入される。

軽自動車とPHEVでさらなる攻勢をかけるBYD。日本市場により受け入れられやすいモデルで、どこまで販売を伸ばすことができるか。クルマの出来に因るところも大きいと思うが、2026年は輸入車ブランドのベスト10入り,もしかするともっと上に行く可能性も十分考えられるだろう。



文=新井一樹(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)

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