2026.03.13

CARS

ついに出揃ったトヨタ・ダイハツ共同開発の軽商用BEV!【約314万円〜】「スズキ・eエブリイ」が登場

スズキ初の軽商用バッテリーEV新型「eエブリイ」

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スズキは、同社初となる軽商用バッテリーEV、新型「eエブリイ」を3月9日に発売した。

トヨタ・ダイハツに続くスズキ版は「eエブリイ」

「eエブリイ」は、スズキ、ダイハツ、トヨタの3社で共同開発した軽商用のバッテリーEV(BEV)だ。



軽バンとしての使い勝手の良さをそのままに、EVならではの静かさと力強い走りを実現している。また、クルマに充電されている電気を外部に供給する機能も備えているため、停電などの非常時に電源として利用することも可能だ。

一充電あたりの走行距離はWLTCモードで257km。日常や仕事での使用に十分な能力を確保している。

安全装備は、衝突被害軽減ブレーキなど先進安全技術を標準装備し、荷物積載時や夜間の後方視界をサポートするデジタル・ルーム・ミラーなどをメーカー・オプションとして設定している。



グレードは、「2シーター」と「4シーター」の2タイプ。ボディ・カラーは、4シーターが3色、2シーターが2色となっている。

「スイフト」より力強い?!太いトルクが特徴の商用バン

駆動用バッテリーは、安全性が高いリン酸鉄リチウム・イオン・バッテリーを使用し、容量は36.6kWh。充電は、CHAdeMO方式の急速充電(50kW対応)と普通充電の2系統が用意され、車両前部のポートからチャージする。



駆動方式は、後輪駆動(2WD)のみ。モーター、インバーター、トランスアクスルを一体型にしたeAxle(イー・アクスル)により、軽ターボ以上のトルクを発揮し、力強い走りを実現している。

最高出力は47kW(63.9ps)、最大トルクは126Nm(12.8kgm)。この太いトルクは、1.2リットルの自然吸気ガソリン・エンジンを搭載する「スイフト」のエンジン(108Nm)よりも大きい数値だ。

「eエブリイ」の車両重量は、2シーターが1240kg、4シーターが1260kg。ガソリン・エンジンを搭載する「エブリイ」の車両重量が、870〜1000kgとなっていることから、「eエブリイ」は200kg以上重い。

ただ、十分なトルクがあるため、走行時に車両が重いことを感じることはないだろう。

価格はガソリン車の2倍?!その価値があるかは使い方次第

「eエブリイ」価格は、2シーターが314万6000円、4シーターが323万4000円となっている。

共同開発された兄弟車と比べてみると、ダイハツから発売されている「e-ハイゼット・カーゴ」の価格は、2シーター・4シーターともに314万6000円。「e-アトレー」が346万5000円だ。

トヨタの「ピクシス・バン(EV)」の価格は、314万6000円となっている。



ちなみに、ガソリン・エンジンを搭載する「エブリイ」の価格は、119万7900円〜181万9400円。そのため、「eエブリイ」は、ガソリン車の2倍近くの価格ということになる。



BEVの「eエブリイ」が、ガソリン車の「エブリイ」との価格差に見合う走行性能や利便性があるのか、昨今のガソリン価格の変動などを含め、一概には判断できない。ただ、重いものを載せることが多い商用車としては、モーターならではの力強い走りが頼りになる可能性が高い。そのため、どのような状況で走らせるのか、何を載せるのかによって、「eエブリイ」の評価は変わるだろう。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)
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