2026.03.25

CARS

【299万8600円】高い?安い?ダイハツ「ミライース tuned by D-SPORT Racing」が100台限定で発売|その他の選択肢にも注目

東京オートサロン2026で発表され話題となった「ミライース tuned by D-SPORT Racing」がついに販売される。

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SPK株式会社はダイハツ「ミライース」をベースとしたコンプリートカー、「ミライース tuned by D-SPORT Racing」を100台限定の特別生産モデルとして販売すると発表した。

待望のターボ+5段MT仕様が発売

2026年1月の東京オートサロンのダイハツ・ブースに展示された「ミライース tuned by D-SPORT Racing」。ダイハツとSPK株式会社が共同で行うモータースポーツ活動「D-SPORT Racing Team」の知見を活かして開発された同車は、ターボ仕様のエンジンに加えてトランスミッションは5段MTを搭載。6点式のロールケージや専用ECU、フロント・スーパーLSDを標準装備し、そのままモータースポーツにも使えるポテンシャルを持った特別仕様車だ。



発表直後から大きな話題となり、SNS上では「こういう仕様を待っていた」「このまま売ってほしい」などの声が相次いだ。今回、100台限定ではあるが実際に販売にこぎつけたのは、まさにファンにとって"待望の”アナウンスだろう。

受注は2026年4月6日(月)の23時59分まで行われており、SPK株式会社のHPにて受け付けている。応募者多数の場合は抽選となる模様だが、応募フォームには購入動機や車両への想いを記入する欄が用意(どちらも任意だが)されており、「我こそは!」と同車に並々ならぬ想いを持っている熱い購入希望者は奮って応募してみるといいだろう。

それでも買えない…! というワガママな貴方へ

さて、この「ミライース tuned by D-SPORT Racing」だが、販売価格は299万8600円(税込)となっている。ベースとなる「ミライース」の価格が99万2200〜132万円ということを踏まえた上でこの価格をどう捉えるよって、大きく印象が変わりそうだ。



もちろんエンジンのターボ化や、トランスミッションのMTへの換装、ロールケージやその他もろもろの装備品の装着など、部品代・作業費を含めると一概に“高価”とは言えない面もあるのも事実。とはいえ、軽自動車にこの価格はちょっと……というワガママな貴方のために、この「ミライース tuned by D-SPORT Racing」のセカンド・オピニオンとなりそうなクルマを探してみた。

TRD「ヤリス・カップカー」

まずはTRDから販売されているトヨタ「ヤリス」のモータースポーツ・ベース車両、「ヤリス・カップカー」の紹介だ。



ワンメイクレース「TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup」用として開発され、ベースは1.5リットル直3のFF。トランスミッションは6段MTで、専用装備として6点式ロールケージ、サスペンション・セット、水冷式オイル・クーラーなどが装着されており、あとはタイヤとホイールだけ自前で用意すればそのままレースに出られる、というパッケージングだ。

車両本体価格は242万5500円(税込)となっている。手軽にモータースポーツの世界を味わいたい、という人にはうってつけの1台だろう。

マツダ「マツダ2 15MB」

モータースポーツ活動に積極的なマツダからも、魅力的なベース車両がリリースされている。それが「マツダ2 15MB」だ。



コンパクトカー「マツダ2」のエントリー・グレード「15C」をベースとしつつもエンジンはハイオク仕様で、トランスミッションには6段MTを採用。それ以外はほぼ何もついていない、いわゆる”素”のモデルだが、15MB専用の軽量アルミホイールの採用によって、約10kgの軽量化を実現しているという。

同社のロードスターと並ぶ入門用スポーツとして、マツダファン・エンデュランス(マツ耐)や、ダート・トライアル、ジムカーナなど幅広いジャンルで活躍している。

車両本体価格はなんと176万6800円(税込)、特殊な用途の車両とはいえ破格のプライスと言えるだろう。

実はこんな恵まれた環境は日本だけかも?

このほかにも予算オーバーにはなってしまうが、マツダ「ロードスターNR-A(車両本体価格306万4600円)」や、トヨタ「GRヤリスRC(同396万7200円)」といったモデルも存在する。

このように日本国内には、モータースポーツ・ベース車両のラインナップがまだまだ健在だ。というより、世界広しといえどここまで手軽にモータースポーツの扉を叩くことのできるモデルが用意されているのは、もう日本だけなのかもしれない。

正直なかなか光が当たりにくいジャンルではあるものの、今回「ミライース tuned by D-SPORT Racing」がこれらの新たな選択肢として加わるのは非常に喜ばしいことだ。価格だけで頭ごなしに判断せず、“こういったニッチなモデルが実際に販売される”というその心意気を買うというのも、時には必要なことなのかもしれない。

文=ENGINE編集部 写真=ダイハツ、TRD、マツダ

(ENGINE Webオリジナル)
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