2026.03.28

CARS

キャデラックのレース直系“Vシリーズ”がついに電動化! 646馬力を誇る「キャデラック・リリックV」が日本で受注開始に【1890万円!】

22年前に登場したキャデラックの“V”の最新作が日本へ上陸!

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ゼネラルモーターズ・ジャパンは3月25日、SUVの「キャデラック・リリック」の高性能版「キャデラック・リリックV」の日本での受注を開始した。20年以上の歴史を誇るサブ・ブランドである“Vシリーズ”初の純電動モデルで、レース直系の走りを電動SUVで体現した意欲作だ。

「CTS-V」から続く“V”の血統が継続!


2004年に「CTS-V」でスタートしたキャデラックの“Vシリーズ”は、現在もIMSAやWECで「キャデラックV-シリーズ.R」で戦い続けるレース直系の称号だ。その“V”エンブレムを初めて純電動モデルに授けられたのが「キャデラック・リリックV」である。



心臓部はデュアル・モーターを使った4輪駆動モデルで、システム最高出力は646ps、最大トルク904Nmを発生する。専用のヴェロシティ・マックス・モードでローンチ・コントロールを解除すると0-96km/h加速は3.3秒だ!



車両重量2680kgで全長5m級のラグジュアリーSUVがこの数字を達成するのだから、まさに電動パワートレインの底力を見せつける存在である。



ドライブ・モードは5種類。ツアー、スポーツ、スノー/アイスという標準モードに加え、あらゆる設定を自由に記憶できるマイ・モードと、「リリック V」専用のVモードが用意される。このVモード・ボタンを2度押すと通常走行時の電子制御を低減したコンペティティブ・モードに移行し、さらに長押しすればローンチ・コントロール付きのヴェロシティ・マックス・モードへ。ただしこの追加の2モードはクローズド・コース専用だ。



ブレーキはブレンボ製6ピストン・キャリパーを標準装備し、パドル操作で回生量を調整できるバリアブル・リジェン・オンデマンドも継承。完全停止までパドルだけで制御できる。足まわりはマルチリンク式サスペンションを「リリック V」専用にセットアップし、快適性とスポーティな旋回性能の両立を狙っている。



ベース・モデルの「リリック」譲りの対角33インチ大型LEDディスプレイはVシリーズ専用の構成画面を持ち、ステアリング・ホイール中央の“V”エンブレム、スポークに赤く光るVモード・ボタン、アルミ製パドルなど随所に専用の演出が施されている。



“V”エンブレムをパーフォレーション加工したナッパ・レザー・シートにはベンチレーション機能も備え、23個のスピーカーとドルビー・アトモスに対応したAKGスタジオ・オーディオを装備。さらに車外向けの2基の専用スピーカーから走行状況に応じたサウンドを発生させるEVSE機能も装備し、聴覚的な興奮を得られるようになっている。

エクステリアは22インチの大径ホイールに専用フロント・フェイシアとサイド・ロッカーを組み合わせ、バック・ドアには“Vシリーズ”のエンブレムが誇らしげに鎮座する。カラーは全5色で、専用色のラディアントレッド・ティントコートとエメラルドレイク・メタリックが目を引く。

ボディ・サイズは5005×1985×1640mm、ホイールベース3085mm。バッテリー容量は95.7kWhで、WLTPベースの航続距離は471kmとされている。



2026年3月25日からオーダー受付を開始し、6月21日までの期間限定の受注生産方式だ。デリバリー開始は2027年初頭を予定。右ハンドル仕様のみで、価格は1890万円。ベース・モデルが1100万円からの設定だったことやこのパフォーマンスを鑑みると、かなり「キャデラック・リリックV」のプライシングは戦略的である。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)

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